上半期の対内直接投資は前年同期比31.1%増
最終確認日: 2026-09-18
この発表の要点
- 2026年上半期の対内直接投資額は前年同期比31.1%増の81億3,800万ドルとなった。
- 対外直接投資額は前年同期比67.1%減の13億9,000万ドルとなった。
- 規制面の不確実性の後退や大統領選挙後の業況感改善により、戦略的セクターの投資案件再開の可能性が指摘されている。
企業・自治体への影響
中南米地域での事業展開や投資を検討する経営企画・財務・海外事業部門に対し、コロンビアにおける規制不確実性の後退や主要業種(金融・石油・製造業等)の投資動向に関する参考データを提供する。
対応すべきこと
- 公式出典および添付資料にて自社事業に関連する詳細データを確認する
- 中南米市場の投資動向・マクロ経済レポートを経理・海外事業部門で共有する
- 規制面の変化や現地企業の動向を継続的にモニタリングする
対象部門: 経営者 総務 法務 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | 金融・保険 |
| 発表日 | 2026-09-17 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月17日
添付資料(159 KB)
コロンビア中央銀行が9月1日に発表した統計によると、2026年上半期(1~6月)の対内直接投資額(国際収支ベース、ネット、フロー)は前年同期比31.1%増の81億3,800万ドルとなった。業種別では、金融が52.3%増の23億9,400万ドルと最大、次いで石油が2.6%増の14億6,700万ドル、製造業が31.8%増の14億3,700万ドルとなった。一方、減少したのは、鉱業(石炭を含む)の49.8%減、建設の43.4%減、公共・個人サービスの16.3%減だった(添付資料表1参照)。国・地域別では、構成比最大の22.7%を占めるパナマが約2倍の18億4,900万ドル、米国は1.9%減の17億5,900万ドルとなった(添付資料表2参照)。
対外直接投資(国際収支ベース、ネット、フロー)は、13億9,000万ドルで前年同期比67.1%減となった。業種別では、製造業が39.2%減の15億2,500万ドル、電気・ガス・水道が36.1%増の3億4,600万ドルとなった。国・地域別では、全体の73.3%を占めるコスタリカが38.4%減の10億1,900万ドルとなった。
上半期の主な対内直接投資案件としては、アルゼンチン発祥のメルカド・リブレ(Mercado Libre)が3月に6億ドルの投資を発表した。マーケティング、物流体制の強化、人員拡大、および現地事業の強化に充てられる。この投資額は2025年比で27%増、2024年比で58%増となる。
一方、主な対外直接投資案件としては、6月にグルポ・ヌトレサ(Grupo Nutresa)が、スペインの投資会社であるビア・カリナリー・アンド・スナックス・インベストメンツ(Bia Culinary and Snacks Investments)が保有する、エクアドルの菓子メーカー、ユニバーサル・スイート・インダストリーズ(Universal Sweet Industries)の全株式を取得するための売買契約を締結した(取得額は非公表)。同社は、カカオ加工品や菓子製品の製造を主力事業としており、2025年の売上高は約4,500万ドルだった。
2026年9月11日付の地元メディア、エル・ティエンポ(El Tiempo)は、クレディコープ・キャピタル(Credicorp Capital)の最新の四半期マクロ経済レポートを引用し、規制面の不確実性が後退したことで、これまで政治的な不透明感から見送られていた戦略的セクターの投資案件が再開される可能性が高まっていると分析している。また、大統領選挙後には企業による業況感および投資見通しも改善している、と報じた。
(木村香菜)
(コロンビア)
ビジネス短信 f9622565086bd518
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上半期の対内直接投資は前年同期比31.1%増
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/f9622565086bd518.html
時系列
- 2026-09-01 コロンビア中央銀行が2026年上半期の対内直接投資統計を発表
- 2026-09-11 地元メディア「エル・ティエンポ」がクレディコープ・キャピタルのマクロ経済レポートを引用して分析を報道
- 2026-09-17 ジェトロがビジネス短信として本統計および関連動向を発表
主な数値
| 2026年上半期対内直接投資額 | 81億3,800万ドル |
|---|---|
| 対内直接投資・金融業 | 23億9,400万ドル |
| 対内直接投資・石油業 | 14億6,700万ドル |
| 対内直接投資・製造業 | 14億3,700万ドル |
| 対内直接投資・パナマからの投資額 | 18億4,900万ドル |
| 対内直接投資・米国からの投資額 | 17億5,900万ドル |
| 2026年上半期対外直接投資額 | 13億9,000万ドル |
| 対外直接投資・製造業 | 15億2,500万ドル |
| 対外直接投資・電気・ガス・水道 | 3億4,600万ドル |
| 対外直接投資・コスタリカ向け | 10億1,900万ドル |
| メルカド・リブレの投資発表額 | 6億ドル |
| ユニバーサル・スイート・インダストリーズの2025年売上高 | 約4,500万ドル |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、コロンビアにおける2026年上半期の対内および対外直接投資の動向を統計データとともに示したものです。対内直接投資が前年同期比で大幅な増加を記録した一方、対外直接投資は大きく減少しており、国・地域や業種による投資意欲の格差が明確になっています。広報および経営企画実務においては、中南米市場進出やサプライチェーン構築を検討する際、規制緩和の動向や主要企業の投資案件(メルカド・リブレによるマーケティング・物流強化や、グルポ・ヌトレサによる企業買収など)を踏まえ、マクロ経済環境の変化を継続的にモニタリングすることが重要です。なお、現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-17 / 最終確認: 2026-09-18
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-18
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