米FRBは政策金利を全会一致で0.25ポイント引き上げ、物価目標を堅持する姿勢を強調
最終確認日: 2026-09-18
この発表の要点
- 米FRBが政策金利(FF金利)の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、3.75〜4.00%に設定
- インフレ率見通しは2026年が3.7%、2027年が2.3%と予測され、年内にもあと1回の引き上げが見込まれる
- トランプ大統領およびホワイトハウス報道官からは利上げに対する異論や懸念が示されている
企業・自治体への影響
金利上昇や為替変動を通じて、米国に事業基盤を持つ企業や輸入・調達を行う企業の財務・経理部門、経営企画部門に影響を与える可能性がある。
対応すべきこと
- 金融政策の変更が資金調達コストや為替に与える影響を確認する
- 経営・財務部門において最新の金利見通しと経済動向を共有する
- 公式出典および関連する経済情報を継続的にモニタリングする
対象部門: 経営者 総務 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 米国連邦準備制度理事会(FRB) |
|---|---|
| 業界 | 金融・保険 |
| 発表日 | 2026-09-17 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月17日
添付資料(192 KB)
米国連邦準備制度理事会(FRB)は9月15~16日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、市場の予想どおり、政策金利のフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、3.75~4.00%とすることを全会一致で決定した(添付資料図参照)。
今回の利上げは、一部地政学的な情勢変化の影響もあり不透明感が増しているものの、内需は底堅く、景気は堅調なペースで拡大しており、雇用も堅調である中で、インフレ率が高止まりしていることなどを踏まえたもの。前回(7月)会合の議事録によれば、参加者の多くは、関税やエネルギー価格の影響が剥落するに従って、インフレ率は低下していくと見込んでいた。一方、インフレ見通しには高い不確実性があり、リスクは上方に傾いているとの議論があった。また、7月会合では、追加利上げの判断に向けてさらなる情報が必要とされていた。今回の会合でケビン・ウォーシュ議長は、「依然として、基調インフレが2%目標へ明確かつ十分な速度で収束しているという確信を持てなかった」と説明した。
今回発表された声明文の前回からの主な変更点は、(1)不透明感が高いとしつつも内需が底堅いことを記載、(2)インフレ率に対してエネルギー分野などにおける供給ショックの影響という文言を削除、(3)物価目標2%へのより迅速な回帰を重視する姿勢の明確化の3点だ。特に3点目については、迅速な(timelier)という表現をFOMC後の記者会見の冒頭発言でも使用しており、物価目標を堅持する姿勢をあらためて強調したものとみられる。
また会見では、現在のインフレ率は高く、その水準に長くとどまりすぎていると発言した。質疑応答においては、前回(7月)会合との違いについて質問があり、それに対してウォーシュ議長は、1.経済の強さ、2.インフレ傾向、3.地政学上の情勢変化といった要素を挙げた。
また、今回の会合で公表された経済・政策金利の見通しによると、インフレ率は長期的には2%に回帰するとしつつも、2026年は3.7%、2027年でも2.3%と、2%を上回る状態が続くとみられる(添付資料表参照)。こうした見通しを踏まえ、FOMC委員は年内にあと1回の引き上げを見込む。
なお、今回の利上げ決定に対し、ドナルド・トランプ大統領は、政策金利は引き下げるべきとの見解を示した(Truth Social、9月16日)。また、ホワイトハウスの報道官のクシュ・デサイ氏も、インフレ率の高止まりは中東問題の影響を受けたエネルギー供給ショックによるものだとし、これに対する政策金利の引き上げは経済的に正当化できないとの見方を示した(CNBC、9月16日)。
(當麻江美)
(米国)
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米FRBは政策金利を全会一致で0.25ポイント引き上げ、物価目標を堅持する姿勢を強調
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/6137a5df50d9ab40.html
時系列
- 2026-09-15 連邦公開市場委員会(FOMC)を開催(16日まで)
- 2026-09-16 政策金利の引き上げ(3.75〜4.00%)を全会一致で決定
- 2026-09-17 ジェトロビジネス短信にて発表内容を公開
主な数値
| 政策金利の誘導目標(変更後) | 3.75〜4.00% |
|---|---|
| 政策金利の引き上げ幅 | 0.25ポイント |
| インフレ率見通し(2026年) | 3.7% |
| インフレ率見通し(2027年) | 2.3% |
この事例から確認すべきポイント
米FRBによる今回の利上げは、インフレ率の高止まりと底堅い内需を背景に決定されたものであり、物価目標2%への回帰を最優先する姿勢が示された。金融・為替市場への影響や金利動向の変化は、米国事業を展開する企業だけでなく、調達コストや為替変動リスクを抱える幅広い業種の財務・経理部門にとって重要な経営環境の要素となる。現時点で取得できた本文からは、具体的な市場の反応や個別企業への直接的な影響の詳細は確認できないため、詳細な経済指標や今後の金融政策の方向性については公式出典や最新の経済情報をご確認いただきたい。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-17 / 最終確認: 2026-09-18
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-18
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