経済・産業トレンド

メルカドリブレ、ウルグアイで新本社オフィスの開所式を実施し総額1,280万ドルの投資を発表

メルカドリブレは、ウルグアイ・カネロネス県のCOSMOSタワーで新本社オフィスの開所式を行い、総額1,280万ドルの投資を発表した。投資額のうち約880万ドルを新オフィス開設・移転に、約400万ドルを配送センター拡張に充て、今後2年間で100人超の雇用創出を見込む。現地でのEC市場規模拡大や同社の高いシェアを背景に、インフラ拡充を進める方針である。

この発表の要点

企業・自治体への影響

中南米地域におけるEC市場の拡大と主要プラットフォーマーの投資動向を示すものであり、海外展開や物流・EC関連事業を行う企業にとって市場環境の把握に資する情報となる。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 メルカドリブレ
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-09-10
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年09月10日

メルカドリブレは9月1日、ウルグアイの首都モンテビデオ近郊のカネロネス県に所在するCOSMOSタワーで新本社オフィスの開所式を行い、併せて、同国における企業インフラおよび物流インフラの拡充を目的として、総額1,280万ドルを投資すると発表した〔9月2日付現地紙「ラナシオン」(電子版)および9月1日付同社ウルグアイ担当カントリーマネージャー、ディエゴ・ガンバ氏LinkedIn〕。式典には、ウルグアイのヤマンドゥ・オルシ大統領やカネロネス県のフランシスコ・レグナニ知事ら要人も出席した。

9月2日付現地紙「ラナシオン」(電子版)によると、アルゼンチン発祥の電子商取引(EC)およびフィンテック大手のメルカドリブレ(Mercado Libre、本社:ウルグアイ)は、投資額のうち約880万ドルを新オフィスの開設および移転に充てる。新オフィスは現在のオフィスの約2倍の面積を有し、事業拡大に対応する。また、約400万ドルを投じてカネロネス県のラストワンマイル配送センターを拡張し、施設面積を4,000平方メートルから1万2,000平方メートルへと3倍に拡大する。これにより物流処理能力を強化し、配送の迅速化を図るほか、今後2年間で社員および提携ドライバー合わせて100人超の雇用創出を見込む。

メルカドリブレのディエゴ・ガンバ氏は、9月1日に自身のLinkedInで「ウルグアイは引き続きメルカドリブレが投資先として選ぶ国であり、今週、そのことを具体的な行動で示した」と投稿した。

ウェブサイト分析会社シミラーウェブ(9月7日付)によると、メルカドリブレ・ウルグアイの直近3カ月間のウェブサイト訪問数は約3,678万件で、同社はウルグアイ国内の主要ECサイト群におけるトラフィックシェア41.14%を占め首位となっている。

また、米国の市場調査会社イーマーケター(2025年11月19日付)によると、2025年のウルグアイのEC小売市場規模は前年比11.4%増と推計されており、この増加率は中南米地域でアルゼンチンについで2位、世界で8位に位置付けられている。

(黒澤琴音)

(ウルグアイ、アルゼンチン)

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メルカドリブレ、ウルグアイで新本社オフィスの開所式を実施し総額1,280万ドルの投資を発表

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/799b360c04bdee11.html

時系列

主な数値

総投資額 1280万ドル
新オフィスの開設および移転の投資額 880万ドル
ラストワンマイル配送センター拡張の投資額 400万ドル
配送センターの拡張前施設面積 4000平方メートル
配送センターの拡張後施設面積 12000平方メートル
雇用創出の見込み(今後2年間) 100人超
ウェブサイト訪問数(直近3カ月間) 3678万件
トラフィックシェア 41.14%
ウルグアイのEC小売市場規模の増加率(2025年) 11.4%増

この事例から確認すべきポイント

本件は、中南米の主要EC・フィンテック企業であるメルカドリブレが、ウルグアイ市場における事業基盤強化を目的に大規模な設備投資と雇用創出を行う動向を示している。現地での旺盛なEC需要や高い市場シェアを背景としており、同国における物流・オフィスインフラの拡充は周辺サプライチェーンや関連産業にも影響を与える可能性がある。海外展開や南米市場を注視する企業においては、現地経済トレンドやプラットフォーマーの動向として把握しておくべき事例であると言える。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-10

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