制度・法令改正 検討中

第12回がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(議事録)

厚生労働省は、第12回「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」を開催した。2040年を見据えたがん医療提供体制の構築に向けた指定要件の見直しや、第4期がん対策推進基本計画の中間評価を踏まえた指定要件の見直し、「がん診療連携病院に関する指針」の改定概要(案)について議論が行われた。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

この発表の要点

企業・自治体への影響

医療機関(特にがん診療連携拠点病院等)や関係自治体において、将来的な指定要件の変更(手術・放射線治療の実績要件やがんゲノム医療に関する要件など)に向けた対応や診療実績の把握が求められる。経営・医療管理部門に影響がある。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 法務

対応期限:施行日まで

基本データ

企業・団体 厚生労働省
業界 医療・福祉
発表日 2026-07-14
分類 制度・法令改正
地域 東京都

発表された内容

令和8年7月14日(火)15:00~17:00

議題

(1)がん診療連携拠点病院等の指定要件について
(2)その他

議事

議事内容
○事務局 それでは、定刻となりましたので、ただいまより第12回「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」を開催いたします。
構成員の皆様方におかれましては、お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。事務局を務めます、健康・生活衛生局がん・疾病対策課の北國でございます。
本ワーキンググループはYouTubeにて配信しておりますので、御承知おきください。
本日は12名の構成員全員に御出席いただいております。
続きまして、資料の確認をさせていただきます。
議事次第、資料1から3、参考資料1から2がございますので御確認ください。なお、資料は厚生労働省のウェブサイトにも掲載しております。
本日の議題といたしましては、「(1)がん診療連携拠点病院等の指定要件について」。
「(2)その他」を予定しております。
それでは、この後の進行は土岐座長にお願いいたします。
○土岐座長 それでは、早速ではございますけれども、議題「(1)がん診療連携拠点病院等の指定要件について」に移りたいと思います。
資料1を事務局のほうから説明していただきたいと思います。
○事務局 事務局でございます。
それでは、資料1の御説明に参ります。
がん診療連携拠点病院の指定要件について、次のページをお願いいたします。
まず、今回資料1としてこちらの3項目を御説明させていただきます。1つ目が2040年を見据えたがん医療提供体制の構築に向けた指定要件の見直し。2つ目が第4期がん対策推進基本計画の中間評価を踏まえた指定要件の見直しについて。そして、3つ目です。「がん診療連携病院に関する指針」の改定概要(案)として御提示いたします。
次のページをお願いします。
まず1から御説明させていただきます。こちらにお示ししておりますのが2040年を見据えたがん診療提供体制のあり方に関する検討について、これまで議論をしてまいりました。
次のページをお願いいたします。
こちらは2040年を見据えたがん医療の均てん化・集約化に係る基本的な考え方についてまとめたもので、均てん化・集約化の考え方においては、特に集約化の検討が必要な医療についての考え方、また、さらなる均てん化が望ましい医療についての考え方をまとめております。
次のページをお願いします。
こちらはこの考え方に基づいた医療行為例としておりまして、各学会とこのスライドを作成した次第でございます。
次のページをお願いします。
こちらは2040年を見据えたがん診療提供体制の均てん化・集約化に関する参考資料からの抜粋になりますが、がん罹患者数の将来推計とがん患者における三大療法の需要推計を示したものでございます。
次のページをお願いします。
また、こちらはがん医療における三大療法の需給推計のスライドになりまして、手術療法、放射線療法、薬物療法それぞれについて需給の推計を実施したものでございます。
次のページをお願いします。
こちらが第10回のがん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ、本年5月に開催した資料になりますが、がん診療連携拠点病院の指定要件等の見直しに向けて、まず手術療法について提示したスライドを再掲しております。
見直しの方向性として示しております1ポツ目のところです。悪性腫瘍の手術件数に係る要件については、地域のがん医療提供体制への影響を踏まえ、令和11年度の整備指針改定の際に、カバー率に係る要件による代替は行わず、年間400件以上の実績を有することを必須要件とすることを検討してはどうか。また、その旨を都道府県や拠点病院等に対して周知していくことはどうかとしております。
また、2ポツ目、都道府県において手術療法について持続可能ながん医療提供体制を構築する観点から、集約化を含めたがん医療提供体制の検討を推進するため、手術件数及び外科医の配置状況等の情報につきまして現況報告書を用いて報告することとしてはどうか。また、都道府県がん診療連携協議会の求めに応じて必要な情報を都道府県がん診療連携協議会に報告するとともに、診療実績をウェブページ等を通じて公表することを要件としてはどうかとしております。
次のページをお願いします。
こちらは放射線療法についての指定要件の見直しに向けて、5月のワーキングで提示した内容になりますが、こちらも見直しの方向性にお示ししますとおり、放射線治療延べ患者数に係る要件について、地域のがん医療提供体制への影響を踏まえて、令和11年度の整備指針改定の際に、カバー率に係る要件による代替は行わず、年間200人以上の実績を有することを必須要件とすることを検討してはどうか。また、その旨を都道府県や拠点病院等に対して周知していくことはどうかとしております。
また、診療実績の公表につきましても、手術療法と同様の要件を必須要件としてはどうかと方向性として提示しております。
次のページをお願いします。
こちらは薬物療法に係る指定要件等の見直しの方向性になります。
見直しの方向性の1ポツ目、質の高いがんゲノム医療の提供体制の構築を図る観点から、拠点病院等については、令和8年度の整備指針改定の際に、がんゲノム医療中核拠点病院等として指定されていることを望ましい要件とすることを検討してはどうかとしております。さらに、令和11年度の整備指針改定の際に、がん診療連携拠点病院については、がんゲノム医療中核拠点病院等として指定されていることを必須要件とすることを検討してはどうか。また、その旨を都道府県や拠点病院等に対して周知していくこととしてはどうかとしております。
2ポツ目については診療実績の公表というところで、先ほどと同様の記載ぶりになっております。
次のページをお願いします。
こちらは都道府県がん診療連携協議会の役割に関する指定要件の見直しのスライドになりますが、見直しの方向性の案としまして、がん診療連携協議会における均てん化・集約化の協議を推進する観点から、整備指針において、都道府県がん診療連携協議会の役割として、2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化に関する取りまとめで示された都道府県がん診療連携協議会における協議事項を実施する旨を記載してはどうか。また、国は各都道府県におけるがん医療の均てん化・集約化に係る検討状況について把握し、進捗を管理・公表することとしてはどうかとしております。
さらに、都道府県がん診療連携協議会の設置要綱にこれらの協議事項を明記するとともに、患者団体等の関係団体の参画も含めた構成についても明記することを求めてはどうかという案を提示しております。
次のページをお願いします。
次から2です。第4期がん対策推進基本計画の中間評価を踏まえた指定要件の見直しについて御説明いたします。
次をお願いします。
こちらは第4期がん対策推進基本計画のスケジュールになりまして、令和7年度から第4期がん対策推進基本計画の中間評価の議論を開始しておりました。令和8年度、中間評価報告書の公表を予定しておりまして、先日7月10日に中間評価を公表したところでございます。
次のページをお願いします。
こちらは第20回のがん診療提供体制のあり方に関する検討会、本年4月に提示したスケジュールでありますが、第4期がん対策推進基本計画の中間報告書を公表した後に本ワーキンググループを開催しているというようなスケジュールになっております。
次のページをお願いします。
こちらは中間評価の方法について、報告書のイメージを記載しております。この報告書は、まず対応の1ポツ目、中間評価報告書では、初めに最終アウトカムの指標の測定値に係る評価を記載し、全体目標及び分野別の目標の進捗状況を評価する。また、分野別の個別目標を評価するために、分野別アウトカム指標・中間アウトカム指標の判定を記載するとともに、個別施策に対しまして進捗状況等の評価を実施してはどうかと。最後に、上記を踏まえて、がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項について記載してはどうかというような報告書の記載ぶりになっております。
次のページをお願いします。
こちらが5月の本ワーキンググループで提示した資料になりますが、整備指針改定の見直しの方向性としましても、がん対策推進協議会の各分野における中間評価報告書を踏まえまして、同協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項について、必要に応じて今回の整備指針改定において対応を検討することとしてはどうかとまとめております。
次のページをお願いします。
こちらが中間評価報告書の概要より抜粋したがん対策推進協議会における中間評価を踏まえた整備指針改定について抜粋しております。細かい理由を書いておりますが、例えばセカンドオピニオンに関する点や支持療法の均てん化、希少がん及び難治性がんへのアクセシビリティーの向上のための情報提供、また、臨床試験の窓口、相談支援センターの周知、アピアランスケア等を記載しております。また、これらを踏まえまして、今回の整備指針改定で推進が必要と考えられる事項について改定しているというところでございます。
次のページをお願いします。
ここからががん拠点病院等の整備に関する指針の改定概要(案)になっております。
次のページをお願いします。
まず、こちらにお示ししますのが現在のがん診療連携拠点病院制度の枠組みになっております。国立がん研

出典: 厚生労働省
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75866.html

時系列

主な数値

悪性腫瘍の手術件数要件(令和11年度以降の必須要件化検討) 400件以上
放射線治療延べ患者数要件(令和11年度以降の必須要件化検討) 200人以上

この事例から確認すべきポイント

本事例は、厚生労働省が2040年を見据えたがん医療提供体制の均てん化・集約化および第4期がん対策推進基本計画の中間評価を踏まえ、がん診療連携拠点病院等の指定要件の見直しを検討している会議の議事録である。医療機関や関係自治体にとっては、将来的な指定要件の厳格化(手術件数や放射線治療実績の必須化、がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件化など)に向けた動向を把握し、自施設の体制整備や診療実績の管理体制を確認することが重要となる。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-04

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