統計・調査データ

野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年9月)について

農林水産省は、令和8年9月の東京都中央卸売市場における野菜の生育状況及び価格見通しを公表した。きゅうりやトマトは日照不足等の影響で9月前半の価格が平年を上回る見込みの一方、ばれいしょ、たまねぎ、レタス等は平年を下回って推移する見込み。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できない箇所もあるため、詳細は公式出典をご確認ください。

この発表の要点

企業・自治体への影響

食品製造業、外食産業、小売業などの仕入・購買部門において、野菜の調達価格や品目別の入荷状況を把握し、原価管理やメニュー計画に反映させる必要がある。

対応すべきこと

対象部門: 総務 経理

対応期限:定期確認

基本データ

企業・団体 農林水産省
業界 食品・農業
発表日 2026-08-28
分類 統計・調査データ

発表された内容

令和8年9月)について

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令和8年8月28日
農林水産省

〇 令和8年9月は、きゅうり、トマトの価格は平年を上回って推移することが見込まれる一方で、ばれいしょ、たまねぎ等の価格は平年を下回って推移する見込み。

東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格の見通しについて、主産地等からの聞き取りを行った結果を公表します。

1.背景
近年、天候不順により野菜の価格変動が大きくなっている中で、産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化を促し、野菜の供給及び価格の安定に寄与することを目的として、平成23年より、野菜の生育状況や価格の見通しについて、主産地、卸売会社等からの聞き取りを行っております。今回、聞き取り結果に基づく、令和8年9月の野菜の生育状況及び価格の見通しを次のとおり公表します。なお、2025年基準消費者物価指数によると、令和8年7月の総合の指数は102.0、食料の指数も103.1と上昇傾向にありますが、本プレスリリースについては、主産地、卸売会社等からの聞き取りをもとに過去5か年平均を基準として作成しておりますこと、ご留意ください。
「野菜を食べようプロジェクト」
農林水産省では、野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べようプロジェクト」を実施しています。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維等が豊富に含まれており、毎日を健康で元気に過ごすために欠かせない食材です。皆さんもご自宅等で野菜をたっぷり使った料理をお楽しみください。詳細は次のリンクをご覧ください。「野菜を食べようプロジェクト」

本格スパイスの野菜カレー(外部リンク)出典:cookpad 農林水産省のキッチン
にんじんドレッシング(外部リンク)出典:(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集

また、「令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査と野菜・果物のレシピ」、「cookpad 農林水産省のキッチン」、「(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集」でも野菜を使ったレシピを紹介していますので、是非ご覧ください。令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査と野菜・果物のレシピcookpad 農林水産省のキッチン(外部リンク)(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集(外部リンク)
2.主要な野菜の生育、出荷及び価格の見通し

品目
主産地()書きは令和7年9月の入荷シェア
今後の生育及び入荷見通し
9月の価格見通し(平年(直近5か年平均)比)

だいこん
北海道(45%)青森(44%)
北海道産は8月以降の少雨の影響により細物傾向がみられているが、出荷量には大きく影響しない見込み。青森県産の生育は順調。全体として、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

にんじん
北海道(97%)
主産地において適度な降雨と気温の上昇により生育は概ね順調である。全体として、9月前半の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移するが、一部産地では8月の降雨により歩留まりの低下がみられており、今後引き合いも強まる見込みであることから、9月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年を下回って推移平年並みで推移

はくさい
長野(96%)
主産地において、7月から8月上旬の少雨の影響で小玉傾向がみられていたものの、その後の降雨により生育は回復。9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

キャベツ
群馬(79%)岩手(15%)
群馬県産は6月の降雨と7月の高温・少雨の影響で生育不良が発生し小玉傾向となっていたが、その後の天候の回復により生育も回復傾向。岩手県産の生育も概ね順調に推移。全体として、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

ほうれんそう
群馬(44%)栃木(39%)
主産地の生育は概ね順調であり、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

ねぎ
北海道(21%)秋田(21%)青森(21%)茨城(9%)
主産地の生育は概ね順調であり、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

ブロッコリー
北海道(72%)長野(21%)
北海道産・長野県産が中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

レタス
長野(86%)群馬(12%)
長野県産は8月中旬の降雨でそれまで遅れていた生育が回復し、出荷量が増加。9月も順調な出荷を見込む。群馬県産は8月中旬の降雨の影響により歩留まりの低下がみられている。全体として、9月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。
平年を下回って推移

きゅうり
福島(30%)群馬(14%)岩手(11%)埼玉(10%)
福島県産・岩手県産中心の出荷から群馬県産・埼玉県産が徐々に増加する。東北産は7月後半から8月にかけての日照不足や朝晩の低温の影響により生育が停滞している。関東産は8月が適度な気温であったため、生育は概ね順調である。全体として、9月前半の出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移し、9月後半の出荷数量・価格は平年並みとなる見込み。
やや平年を上回って推移平年並みで推移

なす
群馬(41%)茨城(23%)栃木(22%)
主産地において、8月の台風の影響により一時的な出荷数量の減少は懸念されるが、生育は概ね順調である。9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

トマト
千葉(17%)福島(16%)北海道(16%)群馬(13%)
福島県産・北海道産中心の出荷から千葉県産が徐々に増加する。前段産地を中心に6月の低温や7月後半から8月にかけての日照不足により生育が停滞しており、一部産地では7月中旬の急激な高温による着果不良の影響も懸念される。全体として、9月前半の出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回って推移し、9月後半の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
やや平年を上回って推移平年並みで推移

ピーマン
岩手(44%)茨城(30%)福島(10%)
岩手県産・茨城県産中心の出荷。主産地の生育はおおむね順調であり、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

ばれいしょ
北海道(97%)
北海道産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、大玉傾向。9月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。
平年を下回って推移

さといも
千葉(75%)埼玉(17%)
千葉県産・埼玉県産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、9月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。
平年並みで推移

たまねぎ
北海道(90%)
北海道産中心の出荷。主産地の生育は概ね順調であり、大玉傾向。9月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移する見込み。
平年を下回って推移

注:「平年並み」とは、平年(過去5か年平均)との比率が概ね90%以上、110%以下であることを示しています。東京都中央卸売市場における指定野菜の価格の平年比(PDF : 90KB)これまでの公表資料も次のリンクで公開しております。需給、ガイドライン、入荷及び価格の見通し等に関する情報

お問合せ先農産局園芸作物課担当者:価格班代表:03-3502-8111(内線4822)ダイヤルイン:03-3502-5961

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出典: www.maff.go.jp
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/engei/260828.html

時系列

主な数値

2025年基準消費者物価指数 総合の指数 102.0指数
2025年基準消費者物価指数 食料の指数 103.1指数
だいこん北海道産入荷シェア 45%
だいこん青森県産入荷シェア 44%
にんじん北海道産入荷シェア 97%
はくさい長野県産入荷シェア 96%
キャベツ群馬県産入荷シェア 79%
キャベツ岩手県産入荷シェア 15%
ほうれんそう群馬県産入荷シェア 44%
ほうれんそう栃木県産入荷シェア 39%
ねぎ北海道産入荷シェア 21%
ねぎ秋田県産入荷シェア 21%
ねぎ青森県産入荷シェア 21%
ねぎ茨城県産入荷シェア 9%
ブロッコリー北海道産入荷シェア 72%
ブロッコリー長野県産入荷シェア 21%
レタス長野県産入荷シェア 86%
レタス群馬県産入荷シェア 12%
きゅうり福島県産入荷シェア 30%
きゅうり群馬県産入荷シェア 14%
きゅうり岩手県産入荷シェア 11%
きゅうり埼玉県産入荷シェア 10%
なす群馬県産入荷シェア 41%
なす茨城県産入荷シェア 23%
なす栃木県産入荷シェア 22%
トマト千葉県産入荷シェア 17%
トマト福島県産入荷シェア 16%
トマト北海道産入荷シェア 16%
トマト群馬県産入荷シェア 13%
ピーマン岩手県産入荷シェア 44%
ピーマン茨城県産入荷シェア 30%
ピーマン福島県産入荷シェア 10%
ばれいしょ北海道産入荷シェア 97%
さといも千葉県産入荷シェア 75%
さといも埼玉県産入荷シェア 17%
たまねぎ北海道産入荷シェア 90%

この事例から確認すべきポイント

本発表は、農林水産省が東京都中央卸売市場を対象に実施した、主産地や卸売会社への聞き取りに基づく令和8年9月の野菜生育状況と価格見通しである。天候不順による価格変動リスクに対し、産地の出荷判断や消費者の購買最適化を目的としている。きゅうりやトマトでは日照不足等の影響で9月前半に価格がやや平年を上回る一方、ばれいしょやたまねぎなどは平年を下回る見込みであり、品目によるばらつきが確認できる。実務においては、飲食店や中食・小売業などの関連企業が仕入計画やメニュー価格の調整を行う上で、こうした公的機関の需給見通しデータを活用し、調達リスクの早期把握やコスト管理に繋げることが重要である。現時点で取得できた本文からは詳細を確認できない事項もあるため、詳細は公式出典を参照することが推奨される。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-28

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