経済・産業トレンド

インド、7月の貿易収支は2カ月連続で赤字幅拡大、石油製品などの輸入増加

インド商工省が発表した2026年7月の貿易統計(速報値)によると、貿易収支はサービスを除き約319億8,000万ドルの赤字となり、石油製品などの輸入増加により赤字幅が2カ月連続で拡大しました。輸出入ともに前年同月を上回っており、主要品目の数値や商務次官のコメントなどが報告されています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

インド向けに貿易・調達・製造を行う企業において、現地の輸出入動向や貿易赤字拡大が調達コストやサプライチェーンに影響を与える可能性があるため、経営企画部門や経理部門、事業部門での市場動向の確認が推奨されます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 インド商工省(MoCI)
業界 貿易・製造・流通
発表日 2026-08-20
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年08月20日

添付資料(354 KB)

インド商工省(MoCI)が8月13日に発表した「貿易統計(速報値)」によると、2026年7月の貿易収支(サービスを除く)は約319億8,000万ドルの赤字となり、石油製品などの輸入増加を背景に、赤字幅は2カ月連続で拡大した(添付資料図参照)。輸出は442億4,345万ドル(前年同月比19.6%増)、輸入は762億2,324万ドル(17.5%増)と、ともに前年同月を上回った。

輸出の増加は、金額の大きいエンジニアリング製品122億4,218万ドル(前年同月比17.7%増)や石油製品69億1,978万ドル(67.6%増)、電子機器59億1,645万ドル(57.4%増)、有機・無機化学製品28億372万ドル(14.4%増)などの伸びによるものだ。一方、輸入の増加には、石油製品183億1,329万ドル(17.6%増)、電子製品143億6,632万ドル(46.0%増)、電気・一般機械60億8,641万ドル(13.8%増)が大きく影響した。

商工省のラジェシュ・アグラワル商務次官は、「西アジア地域向けの商品輸出が安定している」と述べた。また、第2四半期(4~6月)については、「ASEAN、アフリカ、南アジア、北東アジアといった新たな市場で、輸出がより加速している」と指摘している(「インディアン・エクスプレス」紙8月13日)。

(野本直希)

(インド)

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インド、7月の貿易収支は2カ月連続で赤字幅拡大、石油製品などの輸入増加

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/ab11dcf6117ffdbb.html

時系列

主な数値

2026年7月の貿易収支赤字額 319億8,000万ドル
輸出総額 442億4,345万ドル
輸入総額 762億2,324万ドル
エンジニアリング製品輸出額 122億4,218万ドル
石油製品輸出額 69億1,978万ドル
電子機器輸出額 59億1,645万ドル
有機・無機化学製品輸出額 28億372万ドル
石油製品輸入額 183億1,329万ドル
電子製品輸入額 143億6,632万ドル
電気・一般機械輸入額 60億8,641万ドル

この事例から確認すべきポイント

本発表はインドの2026年7月における貿易統計の速報値であり、石油製品などの輸入増加に伴う貿易赤字の拡大を示している。輸出入ともに前年同月を上回る規模で推移しており、エンジニアリング製品や電子機器、各種機械類の取引動向が活発であることが確認できる。企業実務においては、インド市場を対象とする貿易・調達・製造業において、現地市場の需給動向や輸出入の品目別トレンドを把握し、調達コストや販売戦略の見直しに活用することが求められる。現時点で取得できた本文からは、詳細な添付資料の図表データを確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-20

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