中国、「工業グリーン低炭素発展」5カ年規画を発表、2030年までのカーボンピークアウト達成の方針を示す
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
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発表された内容
2026年08月07日
添付資料(143 KB)
中国工業情報化部は7月に工業グリーン低炭素発展『第15次5カ年規画』の公布に係る通知」(以下、規画)を発表した(文書は7月15日付)。
同規画は、2030年までに産業構造・エネルギー消費構造のさらなる最適化を進め、工業分野のカーボンピークアウトを達成する方針を示し、7つの主要指標(添付資料表参照)を定めた。同規画で示された主な基本方針は次のとおり。
工業分野におけるカーボンピークアウト達成に向けた取り組みの徹底(注)
産業のグリーン価値創造能力の向上
グリーン設備・製品の供給能力の向上
グリーン・低炭素技術のイノベーション能力の向上
スマート化・グリーン化による融合発展能力の向上
産業資源循環利用体系の整備
グリーン製造・サービス体系の整備
このうち1.については、グリーンエネルギーが豊富な地域において太陽光発電や動力電池などの産業を秩序立てて発展させるほか、グリーン水素・グリーンアンモニア・グリーンメタノールの大規模導入を推奨する。また、ゼロカーボン工場を建設し、ゼロカーボンコンピューティングインフラを整備する。さらに、企業・工業団地に対し、グリーン電力の直接接続、新エネルギーの近隣の配電網への接続などの導入を推奨するとした。
2.については、次世代動力電池、自動車用チップ、車載OSの革新的な活用を推進するほか、新エネルギー大型トラックの導入を促進する。また、低空設備、スマートロボット、電動船舶などの分野において高性能リチウムイオン電池の利用を拡充する。さらに、工業や交通といった分野においてクリーン水素・低炭素水素の利用を拡大するとした。
3.については、内陸水路船舶において新エネルギーの導入を加速させるほか、電動航空機や水素航空機といった新エネルギー航空機を秩序立てて発展させる。また、企業に対し、新エネルギー車の主要輸出市場において使用済み動力電池の総合利用・リサイクル生産能力の整備を推奨する。さらに、海外から再生鉄、再生銅、再生アルミ、再生黒粉など高品質な再生原料を輸入し利用することを秩序立て推進するとした。
このほか、グリーン工場・ゼロカーボン工場・ゼロ廃棄物企業におけるグリーン・低炭素技術の大規模導入の推進や、エネルギー消費量の高い生産現場における人工知能(AI)の活用などが取り組みとして挙げられた。
(注)国務院は2021年10月26日、「2030年までのカーボンピークアウトに向けたアクションプラン(行動方案)」を発表。同プランは、工業分野におけるカーボンアウト達成に向けた取り組みを盛り込んでいる(2021年11月1日記事参照)。
(蒋春霞)
(中国)
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/e14be437e81d90ab.html
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公開日: 2026-08-07
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