経済・産業トレンド

米ゼネラルモーターズ、防衛産業基盤強化に向け、ロッキード・マーティンとの提携を発表

米ゼネラルモーターズ(GM)の子会社GMディフェンスと米ロッキード・マーティンは、米戦争省の支援のもと米国における製造および防衛産業基盤の強化を目的とした提携を発表した。防衛分野の専門性とGMの量産技術を組み合わせ、サプライチェーンの強化や生産能力拡大を図る。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

最終確認日: 2026-06-20

この発表の要点

企業・自治体への影響

防衛産業や自動車関連のサプライチェーン、製造業に関わる企業・部門において、商用技術の防衛分野への応用や国家主導の生産能力拡大動向を把握する上で参考となる情報である。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 法務

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 ゼネラルモーターズ(GM)
業界 製造
発表日 2026-06-19
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年06月19日

米国自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)子会社で軍事車両などの防衛関連事業を展開するGMディフェンス(本社:ノースカロライナ州、注1)と米航空・宇宙製造大手のロッキード・マーティン(同:メリーランド州)は6月16日、米戦争省(国防総省)の支援のもと、米国における製造および防衛産業基盤の強化を目的とした提携を発表した。防衛分野におけるロッキード・マーティンの専門性と、GMの量産技術を組み合わせることで、防衛装備の生産能力拡大とスピードアップを図る。

両社は覚書(MOU)に基づき、(1)防衛サプライチェーンの強化、(2)製造・設計能力の高度化、(3)商用分野の製造ノウハウやインフラを活用した生産能力拡大に向けた検討、の3分野に重点を置く。初期段階の取り組みとしては、生産体制の立ち上げ加速に向けた方策の検討や、商用分野で実績のある製造技術や手法を防衛分野の生産プロセスに適用すること、などが含まれる。ただし、提携内容の詳細は明らかにされていない。

トランプ政権は、ウクライナやイランをめぐる紛争により、ミサイルやその他の重要兵器の在庫が減少している中、米国内での増産体制を整えるため、GMを含む武器メーカー以外の製造業者へもアプローチしている(「ブルームバーグ」6月16日)。

GMディフェンスのスティーブ・デュモント社長は「ロッキードが協力することで、航空宇宙および防衛分野におけるスピード、効率性、イノベーションを推進し、米国の製造業と国防をさらに強化していく。今後数週間のうちに、共同で取り組む初期プロジェクトの特定を進めていく予定だ」と意気込みを見せた。

一方のロッキード・マーティンは2030年までに90億ドルを投じ、同社の施設や供給拠点20カ所の近代化を進める計画だ(「CNBC」6月16日)。

同社のフランク・セント・ジョン最高執行責任者(COO)は「米国の安全保障は、先進技術の開発のみならず、それを迅速かつ確実に大規模生産できる能力にもかかっている」と述べ、今回の協業による相乗効果に期待を示した。

(注1)2017年に再設立されたGMの100%子会社。モビリティー技術を生かし、軍事車両などを製造する。最近では2026年3月に米陸軍省から、歩兵分隊用車両(ISV、注2)121台を含む1,881万2,579ドル(契約総額は4億5,844万ドル)、6月に1億4,298万5,392ドル分の確定固定価格契約(あらかじめ合意した固定価格で商品やサービスを提供する、米国の政府調達における契約形態の1つ)を受注した。これらによりISVを含む政府からの累計受注金額は6億2,376万9,043ドルに達している。
(注2)Infantry Squad Vehicleの略。困難な地形での移動を目的として設計された軽量戦術輸送プラットフォーム。GMによると、同社のISVはシボレーのピックアップトラック「コロラド」のオフロードモデル「ZR2」をベースとし、市販の既製部品を90%活用しているため、大規模生産にも対応可能だ。

(大原典子)

(米国)

ビジネス短信 b1e41e691abe3eab

関連情報

dummy

もっと見る

ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

米ゼネラルモーターズ、防衛産業基盤強化に向け、ロッキード・マーティンとの提携を発表

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/06/b1e41e691abe3eab.html

時系列

主な数値

歩兵分隊用車両(ISV)の受注台数 121台
米陸軍省からの契約金額(2026年3月) 18,812,579ドル
契約総額(2026年3月契約) 458,440,000ドル
確定固定価格契約の金額(2026年6月) 142,985,392ドル
政府からの累計受注金額 623,769,043ドル
ロッキード・マーティンの投資計画額 9,000,000,000ドル
ロッキード・マーティンの近代化対象拠点数 20カ所

この事例から確認すべきポイント

本事例は、自動車大手の量産技術・商用ノウハウを備えた製造業者が、国家安全保障や防衛産業基盤の強化を背景に防衛分野へ本格的に参入・協業を拡大する動きを示している。広報・実務の観点からは、商用技術の転用やサプライチェーンの再構築が他業界へ与える波及効果、政府調達や防衛関連ビジネスにおける提携動向を継続的に注視することが重要となる。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-19 / 最終確認: 2026-06-20

執筆・確認主体

この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。

数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。

編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-06-20

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する