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Hill's Pet Nutritionの「小型犬の世界(World of the Small Dog)」レポート、小型犬に関する新たな科学的基準を明らかに

Hill's Pet Nutrition

Small Paws Innovation Centerの設立5周年に際し、Hill'sは、体重25ポンド未満の小型犬に特有の生物学的・代謝的・臨床的ニーズを浮き彫りにする画期的な研究成果を発表しました。

カンザス州オーバーランドパーク, 2026年11月7日 /PRNewswire/ -- 科学に基づくペット栄養学の世界的リーダーであるHill's Pet Nutritionは本日、画期的な「小型犬の世界」レポート(World of the Small Dog Report)を発表しました。科学的根拠に基づくこの包括的なガイドは、獣医療従事者とペットの飼い主による小型犬への理解とケアのあり方を再定義するものです。

Hill's Pet Nutrition World of the Small Dog Report
Hill's Pet Nutrition World of the Small Dog Report

世界の犬の総数の52%超を占める小型犬(体重25ポンド未満の犬)1は、都市化やライフスタイルの変化を背景に、その人気が急速に高まっています。小型犬は大型犬や超大型犬に比べて寿命が大幅に長いにもかかわらず、これまで臨床現場では大型犬を単に「小さくしたもの」として扱われてきました。Hill'sの新たな重要研究によって、小型犬には独自の解剖学的・代謝的・行動学的特性があり、その長い健康寿命を守るには、こうした特性に応じた精密な栄養管理と個別化された予防ケアが必要であることが明らかになりました。

このレポートは、10月20日にカンザス州トピカで開催されたHill'sのSmall Paws Innovation Center設立5周年記念イベントで初めて公開されました。Small Paws Innovation Centerは、小型犬の生物学と栄養学の研究だけに特化した米国唯一の施設です。

「チワワ、ダックスフンド、ポメラニアンを見ると、大型犬種とは本質的に異なる動物であることが分かります」と、レポートの主執筆者であるFrancisco Poblanno(DVM、DVSc、Dip. ECVCN、Hill'sの臨床栄養マネージャー)は述べました。 「小型犬は単に大型犬を小さくしたものではありません。小型犬には特有の代謝特性があり、消化管内の通過時間が短く、健康上のリスクも大型犬とは異なります。 小型犬特有の生物学的特性を理解することで、健康寿命と生活の質を根本から改善する新たな方法を見いだすことができます。」

レポートの主なポイント:

  • 代謝とエネルギー必要量:小型犬は体重1kg当たりで比較すると、大型犬の約2倍のカロリーを必要とします。これは、単位体重当たりの代謝率が高く、体積に対する体表面積の割合が大きいため、熱が失われやすいことによります。2
  • 歯科疾患のリスク:小型犬は顎が小さく、歯が著しく密集しているため、超大型犬種に比べて歯周病を発症する可能性が最大5倍高くなっています。3また、獣医師の97%が歯科ケアを小型犬の最も重要な健康上のニーズとして挙げています。4
  • 整形外科的リスク:小型犬特有の骨の成長パターンと遺伝的特性によって、関節に固有の問題が生じます。例えば、小型犬は大型犬種に比べて、膝蓋骨が内側にずれる内側膝蓋骨脱臼を発症する可能性が12倍高くなっています。5
  • 泌尿器と腎臓の健康:ミネソタ大学にある世界最大の獣医療分野の結石分析施設、Minnesota Urolith Centerに2019年から2024年に提出された犬の約38万8,000症例を分析した結果、小型犬と超小型犬が尿路結石全体の71%を占めていることが分かりました。小型犬は特にシュウ酸カルシウム尿路結石が生じやすく、超小型犬種では結石の53%をシュウ酸カルシウム結石が占めていました。6
  • 心血管系と認知機能の加齢変化:粘液腫様僧帽弁疾患(MMVD)は犬の心疾患の70%超を占め、特に小型犬種に大きな影響を及ぼしています。7さらに、小型犬は寿命が長いため、犬認知機能不全症候群(CCD)を生涯のうちに発症するリスクも高くなります。

Hill'sはレポートの発表に合わせて、消化器病学、運動機能、循環器病学、泌尿器系の健康、歯科学、行動学の各分野の獣医専門家で構成される国際的な諮問組織「Small & Mini Advocacy Advisory Panel(SMAAP)」の初会合を開催しました。このイベントでHill'sの幹部らは、レポートの作成とSMAAPの設立は、これまでの取り組みの自然な発展であると説明しました。

「小型犬に関する科学研究を先導することは、Hill'sが長年にわたり重視してきた取り組みです。それが直接のきっかけとなり、5年前に小型犬の生物学を研究する主要拠点としてSmall Paws Innovation Centerを設立しました」と、Hill'sのグローバル最高獣医責任者であるKaren Shenoy博士は述べました。「今回の新たなレポートと諮問委員会の設立は、多くの人々に愛される小型犬特有の健康ニーズを解明し、科学に基づく栄養を提供することで業界をリードしていくという、当社の継続的な取り組みにおける新たな一歩です。」

SMAAPのメンバーは以下のとおりです。

  • Kathrin Busch、Dr. med. vet.、Diplomate ECVIM-CA(消化器病学-LMU Munich、ドイツ)
  • Eva Furrow、VMD、PhD、DACVIM、DACVNU(泌尿器・腎臓病学-Minnesota Urolith Center、University of Minnesota、米国)
  • Sun A. Kim、DVM、MS、PhD、DACVB(行動・加齢-Cornell University、米国/韓国)
  • Jody Lulich、DVM、PhD、DACVIM(泌尿器病学-Minnesota Urolith Center、University of Minnesota、米国)
  • Denis Marcellin-Little、DEDV、DACVS、DACVSMR(運動機能-UC Davis、米国)
  • Cassie Panning、LVT、VTS(栄養学)、VTS(SAIM)(臨床コミュニケーション・看護-AERC Minnesota、米国)
  • Brittany Rigby、DAVDC(歯科学-Alberta Veterinary Dentistry、カナダ)
  • Henry W. Green, III、DVM、DACVIM(循環器病学-Louisiana State University School of Veterinary Medicine、米国)

完全版の「小型犬の世界」レポート2026(World of the Small Dog Report 2026)は、hillsvet.com/caninehealthでご覧いただけます。獣医療従事者は、Hill's Veterinary Academyで、犬の獣医学に関するRACE認定の教育プログラムを受講できます。

参考文献:

1Euromonitor International(2025年)。世界の犬の個体数に関するデータ。Hill's Pet Nutritionの「小型犬の世界」レポート(World of the Small Dog Report)(2026年)から引用。

2National Research Council(2026年)。犬と猫の栄養所要量。The National Academies Press。https://doi.org/10.17226/10668

3Wallis, C., Saito, E.K., Salt, C., Holcombe, L.J., & Desforges, N.G.(2021年)。米国で飼い主が飼育する純血種の犬における歯周病と犬種の体格、犬種、体重、年齢との関連。The Veterinary Journal, 275, 105717.https://doi.org/10.1016/j.tvjl.2021.105717

4Carmichael, M.(2025年)。What the future: Pets.Ipsos Research Reports, 50(1), 1-40.What the Future: Pets | Ipsos

5Engdahl, K., Bergstrom, A., Hoglund, O.V., & Hanson, J.(2023年)。スウェーデンのペット保険加入犬集団における膝蓋骨脱臼の疫学。 Preventive Veterinary Medicine, 220, 106034.https://doi.org/10.1016/j.prevetmed.2023.106034

6 Minnesota Urolith Center(2024年)。犬の尿路結石症に関する分析データ(2019~2024年)。Hill's Pet Nutritionの「小型犬の世界」レポート(World of the Small Dog Report)(2026年)から引用。

7Parker, H.G. & Kilroy-Glynn, P.(2012年)。犬の粘液腫様僧帽弁疾患:体格は関係するのか?Journal of Veterinary Cardiology, 12(1), 19-29.https://doi.org/10.1016/j.jvc.2012.01.006

Hill's Pet Nutritionについて

Hill's Pet Nutritionは75年以上前、科学に基づくペット栄養への揺るぎない取り組みを掲げて創業しました。人とペットの特別な絆をより豊かにし、より長く続くものにすることを使命としています。Hill'sは、犬と猫それぞれに固有のニーズを科学的に理解したうえで、先駆的な研究を進めることに力を注いでいます。獣医師が推奨する主要なペットフードブランドであるHill'sは、「知識こそが私たちの第一の原材料(knowledge is our first ingredient)」という理念を掲げています。約200人の獣医師、博士号を持つ栄養学者、食品科学者が、ペットの健康に革新をもたらす製品や技術の開発に取り組んでいます。Hill'sの療法食製品「Hill's Prescription Diet」と、日々の健康維持を支える製品ライン「Hill's Science Diet」は、世界各地の動物病院やペット用品専門店で販売されています。当社の製品と栄養に関する考え方について詳しくは、HillsPet.comをご覧ください。

メディア連絡先:
Melissa Chesnut
グローバル企業広報ディレクター
mediacontact@hillspet.com

 

 

提供:PR Newswire
発信企業・団体
Hill's Pet Nutrition
業種カテゴリ
医療・健康・介護
発表日時
2026-11-07 03:30 (JST) 原文: 2026-11-07 02:30 (+08:00)
原文
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