米エクソンモービル主導のモザンビーク天然ガスプロジェクト、参画企業が事前投資契約を締結
最終確認日: 2026-09-04
この発表の要点
- 米エクソンモービルがモザンビーク北部エリア4ロブマ鉱区のアップストリームについて総額約11億ドルの事前投資契約を締結。
- 住友商事アフリカなどがシームレスラインパイプの製造などの役務を請け負う。
- 2026年内の最終投資決定(FID)発表の可能性に向けた動きが進んでいる。
企業・自治体への影響
エネルギー、資源、商社などの関連業界において、モザンビークの大型天然ガスプロジェクトに関するサプライチェーンや投資動向の把握に影響を与えます。経営企画部門や事業開発部門において情報収集が推奨されます。
対応すべきこと
- 公式出典および現地プロジェクトの進捗状況を確認する
- 関連するエネルギー・インフラ関連の事業部門へ情報を共有する
- 2026年10月に開催される「アフリカン・エネルギー・ウィーク」等の関連イベント動向を把握する
対象部門: 経営者 総務 法務 広報 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 業界 | エネルギー・環境 |
| 発表日 | 2026-09-03 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年09月03日
モザンビーク北部エリア4ロブマ鉱区の開発を主導する米資源大手エクソンモービルは8月17日、同鉱区のアップストリーム(上流部門、注1)について、総額約11億ドルの事前投資契約締結を発表した。一連の契約は海底生産システムやオフショア・ラインパイプなど採掘、生産関連設備の設計、調達、製造を主要な対象業務としている。住友商事アフリカがシームレスラインパイプの製造などの役務を請け負うなど、プロジェクトに参画する世界各国のエンジニアリング会社や商社などとの間に複数の契約が締結された。エクソンモービルのプレスリリースによると、今回の契約締結は長期間を要する特殊機器の製造・加工をサプライヤーが早期に開始できることを目的としている。加えて、同鉱区開発の最終投資決定(FID)前に事前投資契約を締結することで、プロジェクトスケジュールの最適化を図る狙いもある。
今回の契約締結に先立つ8月10日、エクソンモービルはイタリアのサイペン、米国のマクダーモット(注2)などのコンソーシアムを、陸上液化天然ガスプラントの設計・調達・建設(EPC)請負コンソーシアムに選定したと発表した。サイペンのプレスリリースによると、現時点での作業は予備的な設計と調達にとどまり、FIDの発表およびモザンビーク政府の承認を経た後に最終発注となる。これに加え8月にエクソンモービル・アップストリームのダン・アマン社長がモザンビークのダニエル・チャポ大統領と2026年内のFID発表の可能性について意見交換するなど、FIDに向けた動きが進んでいる。モザンビークの天然ガス開発は、2026年1月にエリア1天然ガスプロジェクトの全面再開が発表(2026年2月3日記事参照)されるなど注目度が高まっている。10月に開催される国際ビジネスイベント「アフリカン・エネルギー・ウィーク」(注3)を主催するアフリカン・エネルギー・チャンバーは8月20日、同イベントにて天然ガス開発がモザンビークのエネルギー、投資環境にもたらす変化をテーマとした特別セッションを開催することを発表した。なお、ジェトロは在南アフリカ共和国日本大使館と共同で、同イベントにジャパン・パビリオンを出展する予定である。
(注1)石油・天然ガス業界では探鉱・開発・生産がアップストリーム(上流部門)と呼ばれる。今回の事前投資契約では生産工程の採掘が主要な対象となっている。
(注2)マクダーモットのグループ企業で英国に拠点を置くマクダーモット・エナジー・ソリューションズがコンソーシアムのメンバーとなる。
(注3)2026年10月12日から16日まで、南アフリカ共和国ケープタウンにて開催される。
(松永篤)
(モザンビーク、米国、イタリア、南アフリカ共和国)
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米エクソンモービル主導のモザンビーク天然ガスプロジェクト、参画企業が事前投資契約を締結
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/6cae25508a365a4e.html
時系列
- 2026-08-10 エクソンモービルがイタリアのサイペンや米国のマクダーモットなどのコンソーシアムを陸上液化天然ガスプラントのEPC請負コンソーシアムに選定したと発表
- 2026-08-17 エクソンモービルがモザンビーク北部エリア4ロブマ鉱区のアップストリームについて、総額約11億ドルの事前投資契約締結を発表
- 2026-08-20 アフリカン・エネルギー・チャンバーが「アフリカン・エネルギー・ウィーク」での特別セッション開催を発表
主な数値
| 事前投資契約の総額 | 11億ドル |
|---|
この事例から確認すべきポイント
本発表は、米エクソンモービルが主導するモザンビークの天然ガス開発プロジェクトにおける、事前投資契約の締結および最終投資決定(FID)に向けた進捗を伝えています。総額約11億ドル規模の事前投資により、長期を要する特殊機器の製造・加工の早期開始やスケジュール最適化を図る狙いがあります。住友商事アフリカなどの日本企業関連の参画も含まれており、資源・エネルギー関連企業や商社、サプライチェーンに関わる実務者にとっては、現地の開発動向やビジネスチャンス、関連イベント(アフリカン・エネルギー・ウィーク等)の動向を継続して注視する必要があります。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-03 / 最終確認: 2026-09-04
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-09-04
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