サイバーセキュリティ

Weekly Report: 複数のマイクロソフト製品に脆弱性

JPCERT/CCは2026年7月23日にWeekly Reportを公開し、2026年7月12日から7月18日までのセキュリティ関連情報を報告しました。本レポートでは、WordPress、Google Chrome、VMware Avi Load Balancer、Splunk、Cisco、Drupal core、Zoom、SonicWall SMA1000シリーズ、Fortinet、SAP、Firefox、Adobeなど、複数の製品に脆弱性が確認されたことを伝えています。特にWordPressとSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性については、悪用が確認されているとのことです。多くの脆弱性は修正済みのバージョンへの更新で解決しますが、マイクロソフト製品の脆弱性については項目があるものの、本レポート本文には詳細な概要は記載されていません。

この発表の要点

企業・自治体への影響

企業や自治体は、自社で利用しているWordPress、Google Chrome、Cisco、Zoom、Fortinet、SAP、AdobeなどのIT製品に脆弱性がないか確認し、速やかに対応する必要があります。特に悪用が確認されている脆弱性については、情報漏えいやシステム停止などの重大なリスクにつながる可能性があるため、情報システム部門は緊急の対応が求められます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 情シス 広報 総務

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-07-23
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

JPCERT-WR-2026-0723
JPCERT/CC
2026-07-23

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■07/12(日)〜07/18(土) のセキュリティ関連情報
目 次

【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性

【4】複数のSplunk製品に脆弱性

【5】複数のCisco製品に脆弱性

【6】Drupal coreに複数の脆弱性

【7】複数のZoom製品に脆弱性

【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性

【9】複数のFortinet製品に脆弱性

【10】複数のSAP製品に脆弱性

【11】Firefoxに複数の脆弱性

【12】複数のAdobe製品に脆弱性

【13】JPCERT/CCが2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」を公開

【14】複数のマイクロソフト製品に脆弱性

【15】JPCERT/CCが「APT-C-60による2026年の攻撃」を公開

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性

情報源

WordPress 7.0.2リリース
以下は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 7.0.2 Release」を訳した…

概要
WordPressには、認証なしでリモートコード実行につながる脆弱性(通称:wp2shell)があります。複数のセキュリティ企業が本脆弱性の悪用を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。複数のセキュリティ企業から侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

wp2shell: incident response guide (CVE-2026-63030 + CVE-2026-60137)
A critical pre-auth RCE hit WordPress core (wp2shell). A blog on how to check if you're exposed, hunt for compromise, an...

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

情報源

Stable Channel Update for Desktop
The Stable channel has been updated to 150.0.7871.128/.129 for Windows and Mac and 150.0.7871.128 for Linux, which will ...

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Stable Channel Update for Desktop
The Stable channel has been updated to 150.0.7871.124/.125 for Windows and Mac and 150.0.7871.124 for Linux, which will ...

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性

情報源

Support Content Notification - Support Portal - Broadcom support portal

概要
VMware Avi Load Balancerには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【4】複数のSplunk製品に脆弱性

情報源

SPL Command Safeguards Bypass through Cross-Site Request Forgery (CSRF) in Deployment Server in Splunk Enterprise
In Splunk Enterprise versions below 10.4.1, 10.2.5, 10.0.8, and 9.4.13, and Splunk Cloud Platform versions below 10.5.26...

概要
複数のSplunk製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Splunk Vulnerability Disclosure

【5】複数のCisco製品に脆弱性

情報源

Cisco Identity Services Engine Path Traversal Vulnerability
A vulnerability in Cisco Identity Services Engine (ISE) and Cisco ISE Passive Identity Connector (ISE-PIC) could allow a...

概要
複数のCisco製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新、またはホットパッチを適用することで解決します。ただし、Cisco Identity Services EngineおよびCisco ISE Passive Identity Connectorは、2026年9月に正式パッチが提供される予定です。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Cisco RoomOS Security Hardening Release: July 2026
As part of Cisco's ongoing commitment to proactive security and product quality, the Cisco RoomOS engineering team has c...

【6】Drupal coreに複数の脆弱性

情報源

Client Challenge

概要
Drupal coreには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Client Challenge
Client Challenge

【7】複数のZoom製品に脆弱性

情報源

ZSB-26014
ZSB-26014

概要
複数のZoom製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Zoom セキュリティ速報
最新の Zoom セキュリティ速報をご確認のうえ、Zoom アプリを最新バージョンに更新して、最新版の修正やセキュリティ改善をご利用ください。

【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性

情報源

Security Advisory

概要
SonicWallが提供するSMA1000シリーズには、複数の脆弱性があります。SonicWallによると、今回修正された脆弱性を悪用する攻撃を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。SonicWallや他のセキュリティ企業から、侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

Rapid7
On July 14, 2026, SonicWall published a security advisory addressing two vulnerabilities affecting SMA1000 Series remote...
Proxying to Compromise: SonicWall Secure Mobile Access 0-day Exploitation
In early July 2026, Volexity was engaged to perform an incident response investigation where it discovered a threat acto...

【9】複数のFortinet製品に脆弱性

情報源

PSIRT | FortiGuard Labs
None

概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

PSIRT Advisories | FortiGuard Labs

【10】複数のSAP製品に脆弱性

情報源

SAP Security Patch Day - July 2026
SAP security Patch Day Bulletin

概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【11】Firefoxに複数の脆弱性

情報源

Security Vulnerabilities fixed in Firefox 152.0.6

概要
Firefoxには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を開発者が提供する修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Security Vulnerabilities fixed in Firefox for iOS 152.4

【12】複数のAdobe製品に脆弱性

情報源

Access Denied

出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260723.html#14

時系列

主な数値

報告対象期間 2026-07-12から2026-07-18期間
JPCERT/CC四半期レポート対象期間 2026年4月から6月期間
Cisco製品パッチ提供予定月 2026年9月月

この事例から確認すべきポイント

JPCERT/CCのWeekly Reportは、企業が自社システムで使用している製品の脆弱性情報を定期的に把握し、適切な対策を講じる上で重要な情報源です。本レポートでは、WordPress、Google Chrome、Cisco、Zoom、Fortinet、SAP、Adobeなど、多岐にわたるベンダーの製品に複数の脆弱性が報告されています。特に、WordPressのリモートコード実行につながる脆弱性(wp2shell)やSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性については、複数のセキュリティ企業が悪用を確認しているとされており、早急な対応が求められます。多くの脆弱性は修正済みのバージョンへの更新で解決するとされていますが、Cisco製品の一部のように、正式パッチの提供が将来の特定月に予定されているケースもあるため、各製品の情報を詳細に確認し、計画的な対応が必要となります。また、マイクロソフト製品の脆弱性については項目があるものの、本レポート本文には詳細な概要が記載されていないため、JPCERT/CCの公式出典やマイクロソフトのセキュリティ情報を別途確認することが不可欠です。企業は、自社が利用している製品の脆弱性情報を継続的に収集し、パッチ適用や設定変更などの対策を迅速に実施する体制を構築することが、サイバーセキュリティリスク管理において極めて重要です。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-23

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