経済・産業トレンド

韓国コンテンツ振興院、コンテンツ産業フォーラムで重点戦略を発表

韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は、2026年6月17~19日にソウルで開催された「2026コンテンツ産業フォーラム」で、K-コンテンツの未来戦略を発表しました。新任の金倫志院長は、IPとAIを中心とした技術革新と投資環境の変化に対応するため、世界市場を攻略する3つの重点戦略を提示。具体的には、IPとAIを軸とした競争力強化、グローバル戦略の高度化による世界的拡大、そして持続可能な成長エコシステムの強化を目指します。この発表は、K-コンテンツの国際競争力向上と経済波及効果の最大化を目的としています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

コンテンツ制作企業、IP関連企業、AI技術提供企業、およびK-コンテンツと連携するビューティー・フード・消費財などの関連産業に影響があります。特に、海外展開を目指す企業や新たな投資機会を探る企業は、KOCCAの支援策や投資トレンドを注視する必要があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 法務 情シス 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 韓国コンテンツ振興院(KOCCA)
業界 コンテンツ産業
発表日 2026-06-25
分類 経済・産業トレンド
地域 ソウル

発表された内容

2026年06月25日

ソウル市のCKLステージで6月17~19日、韓国コンテンツの未来戦略ビジョンとグローバルビジネス戦略を議論する「2026コンテンツ産業フォーラム」が開催された。同フォーラムは、韓国の文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)の主催で毎年開催されている(2025年6月24日記事参照)。2026年のテーマは「世界を感動させ、経済を豊かにするK-コンテンツ(韓国コンテンツ)」だった。

今回のフォーラムは、「オープニング」「グローバル:グローバル多角化で世界と会う」「IP(知的財産):経験の空間として進化するコンテンツIP」「金融:コンテンツ投資のトレンドと投資家の目線」「Tech:AX〔AI(人工知能)トランスフォーメーション〕で設計するコンテンツ革新戦略」の5つのセッションで構成された。

「オープニング」セッションでは、6月12日に新しくKOCCA院長に就任した金倫志(キム・ユンジ)氏(前韓国輸出入銀行海外経済研究所首席研究員、2024年1月11日付地域・分析レポート参照)による開催あいさつおよび基調講演が行われた。金院長は、「コンテンツ分野におけるグローバル競争が激化するなか、IPとAIを中心とした技術革新と投資環境の変化は、コンテンツ産業のパラダイムを変えている」とし、「新たな状況のもと、K-コンテンツの変化と成長を模索しなければならないターニングポイントが来ている」と述べた。続いて、このターニングポイントにおいて世界市場を攻略するためのKOCCAの3つの戦略を提示した。具体的な内容は、次のとおり。

IPとAIを軸にしたK-コンテンツの競争力・体質強化:KOCCAは世界市場で競争できる優良IPを発掘し、育成することに集中していく。単純な制作支援を超え、コンテンツIPの拡張と事業化を通じ、コンテンツが多様な分野の成長に寄与できるエコシステムを構築していく。

グローバル戦略の高度化を通じたK-コンテンツの世界的拡大:K-コンテンツは、ビューティー、フード、消費財などへの波及効果が大きい。KOCCAは、これに着目し、現地密着型の支援体系を高度化し、K-コンテンツが韓国製品・ブランドの価値向上に寄与するように全力を尽くす。

コンテンツ産業の持続可能な成長エコシステム強化:KOCCAは、政府の政策金融強化の動きを後押しし、コンテンツ企業の成長基盤や民間の投資誘致の基盤を強化し、より多くの企業が世界市場に挑戦できるように支援する。

(李海昌)

(韓国)

ビジネス短信 0f0e7077e825f03d

関連情報

dummy

もっと見る

ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

韓国コンテンツ振興院、コンテンツ産業フォーラムで重点戦略を発表

ジェトロ公式SNSアカウント

出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/06/0f0e7077e825f03d.html

時系列

主な数値

フォーラム開催期間 3日間
フォーラムセッション数 5セッション
KOCCAの重点戦略数 3戦略

この事例から確認すべきポイント

この発表は、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)がK-コンテンツの国際競争力強化と持続的成長を目指す具体的な方向性を示したものです。特に、IP(知的財産)とAI(人工知能)を軸とした技術革新への対応、グローバル市場での現地密着型支援の高度化、そして政策金融と民間投資誘致を通じたエコシステム強化は、コンテンツ産業の未来を左右する重要な要素です。企業広報の観点からは、このような公的機関の戦略発表は、業界全体のトレンドや将来的な支援策の方向性を示すため、関連企業は自社の事業戦略にどのように影響するかを分析する必要があります。特に、IPの多角的な活用やAI技術の導入、海外展開を検討している企業にとっては、KOCCAの支援プログラムや投資環境の変化を注視し、自社の事業計画に組み込む機会を探ることが重要です。また、K-コンテンツがビューティー、フード、消費財など他産業への波及効果を持つ点も強調されており、異業種連携の可能性も示唆されています。現時点で取得できた本文からは、各戦略の詳細な実施計画や具体的な予算配分については確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-06-25

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する