サイバーセキュリティ

Weekly Report: 複数のJenkins用プラグインに脆弱性

JPCERT/CCは2026年7月1日、Weekly Reportを公開しました。このレポートでは、Red Hat Ansible Automation Platform、Google Chrome、複数のJenkins用プラグイン、GitLab、pgAdminにおける脆弱性情報が報告されています。これらの脆弱性は、多くの場合、修正済みバージョンへの更新で解決しますが、一部のJenkinsプラグインでは執筆時点でアップデートが提供されていません。また、Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに関する注意喚起も含まれており、影響の有無に関わらず速やかな対処・対策が推奨されています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

ITシステムを運用する企業や自治体は、自社が利用しているソフトウェア製品(Ansible, Chrome, Jenkins, GitLab, pgAdmin, Fortinet製品など)に脆弱性がないか確認し、セキュリティリスクを評価する必要があります。特に、認証情報漏えいは広範囲な影響を及ぼす可能性があるため、関連部門は迅速な対応が求められます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 情シス

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-07-01
分類 サイバーセキュリティ
地域 日本

発表された内容

JPCERT-WR-2026-0701
JPCERT/CC
2026-07-01

<<>>
■06/21(日)〜06/27(土) のセキュリティ関連情報
目 次

【1】Red Hat Ansible Automation Platformに権限チェックの欠如の脆弱性

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

【3】複数のJenkins用プラグインに脆弱性

【4】GitLabに複数の脆弱性

【5】pgAdminに複数の脆弱性

【6】Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに関する注意喚起

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

【1】Red Hat Ansible Automation Platformに権限チェックの欠如の脆弱性

情報源

cve-details

概要
Red Hat Ansible Automation Platformには、権限チェックの欠如の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【2】Google Chromeに複数の脆弱性

情報源

Stable Channel Update for Desktop
The Stable channel has been updated to 149.0.7827.200/201 for Windows and Mac and 149.0.7827.200 for Linux, which will r...

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【3】複数のJenkins用プラグインに脆弱性

情報源

Jenkins Security Advisory 2026-06-24
Jenkins – an open source automation server which enables developers around the world to reliably build, test, and deploy...

概要
複数のJenkins用プラグインには、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。なお、一部のプラグインについては本記事執筆時点においてアップデートが提供されていません。詳細は、開発者が提供する情報を参照し、今後の情報を注視してください。

【4】GitLabに複数の脆弱性

情報源

GitLab Patch Release: 19.1.1, 19.0.3, 18.11.6 | GitLab Docs
Learn more about GitLab Patch Release: 19.1.1, 19.0.3, 18.11.6 for GitLab Community Edition (CE) and Enterprise Edition ...

概要
GitLabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【5】pgAdminに複数の脆弱性

情報源

Version 9.16 — pgAdmin 4 9.16 documentation
pgAdmin - PostgreSQL Tools for Windows, Mac, Linux and the Web

概要
pgAdminには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【6】Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに関する注意喚起

情報源

Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに関する注意喚起

概要
JPCERT/CCは、「Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに関する注意喚起」を公開しました。Fortinet製FortiGateなどに関連する認証情報が漏えいしたとされる事案(通称:FortiBleed)に関する情報を取りまとめ、本事案の国内への影響、影響有無の確認方法、対処、対策を整理しています。同社製品を利用している場合は、影響の有無に関わらず、速やかな対処、対策の実施を推奨します。
■JPCERT/CCからのお願い

本レポートに関するお問い合わせは
ew-info@jpcert.or.jp 宛
にお願い致します。ただし、JPCERT/CCでは、提供する情報について具体的な内容そのものについてのご質問にはお答えできない場合もあります。またバックナンバーは、以下のURLからご利用いただけます。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

本メーリングリストの購読申込や購読停止、また登録した電子メールアドレスの変更などにつきましては、以下のURLを参照してください。
https://www.jpcert.or.jp/announce.html

JPCERT/CCへのセキュリティインシデントの報告方法については以下のURLを参照してください。
https://www.jpcert.or.jp/form/

Topへ

出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260701.html#3

時系列

この事例から確認すべきポイント

JPCERT/CCが定期的に公開するWeekly Reportは、企業や組織が最新のセキュリティ脅威と脆弱性情報を把握し、適切な対策を講じる上で重要な情報源です。今回のレポートでは、Red Hat Ansible Automation Platform、Google Chrome、Jenkins用プラグイン、GitLab、pgAdminといった広範なIT製品・ソフトウェアに影響する複数の脆弱性が報告されています。これらの脆弱性への対処は、多くの場合、修正済みバージョンへの速やかなアップデートが推奨されますが、一部のJenkinsプラグインでは執筆時点でアップデートが提供されていないため、継続的な情報収集と代替策の検討が求められます。また、Fortinet製品に関連する認証情報漏えいに関する注意喚起は、具体的な対処・対策の実施を推奨しており、影響の有無に関わらず自社環境の確認と対応が不可欠です。企業は、自社で利用している製品について定期的に脆弱性情報を確認し、迅速な対応計画を策定・実行することで、セキュリティリスクを低減する必要があります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-01

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する