イオンモールベトナム8号店開業、ダナン市には初出店
この発表の要点
- イオンモールがベトナム8号店「イオンモール ダナン タンケー」を2026年7月3日にダナン市で開業した。
- 同施設はベトナムのイオンモールとして初の複合施設内への出店形態であり、専門店約半数がダナン市初出店。
- ダナン市は行政再編により中部地域の中核都市として注目されており、地域の消費者と観光客の双方の取り込みを狙う。
企業・自治体への影響
小売業、特にベトナム市場への進出を検討する企業にとって、イオンモールの新たな出店戦略や現地市場の動向を把握する上で参考となります。特に、複合施設への出店形態や、食の安全・安心への関心の高まりといった市場ニーズは、事業開発部門や海外事業部門にとって重要な情報となるでしょう。
対応すべきこと
- ベトナム市場への進出を検討している場合、現地の小売市場動向や消費者のニーズを再確認する。
- 複合施設への出店形態など、新たな事業展開モデルについて情報収集を行う。
- 海外事業部門は、ダナン市を含むベトナム中部地域の経済成長や行政再編の影響を分析する。
- 関連する日系企業は、イオンモールとの連携可能性や現地でのブランド展開について検討する。
対象部門: 経営者 広報 経理 法務
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | イオンモール |
|---|---|
| 業界 | 小売業 |
| 発表日 | 2026-07-15 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年07月15日
添付資料(164 KB)
イオンモールのベトナム8号店となる「イオンモール ダナン タンケー」が7月3日、中部ダナン市でグランドオープンした(添付資料表参照)。中部では2024年のイオンモール・フエに次ぐ2店舗目の開業で、ダナン市では初出店。単独施設ではなく、ベトナム大手複合企業グループのTTCグループが開発する複合施設の1階から4階に出店する形式をとっており、ベトナムのイオンモールとしては初の形態となる。専門店は約半数がダナン市初出店で、日系ではアパレルのUNIQLO、生活雑貨のMUJI(無印良品)に加え、アイウエアのJINS、飲食店ではうどんチェーンのMARUGAME UDON(丸亀製麺)や焼肉チェーンのGYU SHIGE(牛繁)などが出店している。
ダナン市は2025年7月の行政再編によりクアンナム省を統合し、人口300万人を超える中部地域の中核都市として注目が高まっている。イオンモール ダナン タンケーは、ダナン国際空港から5分の好立地を生かし、地域の消費者と観光客の双方の取り込みを狙う。
3日に開催されたグランドセレモニーでは、イオンベトナムの手塚大輔社長が「近年、食の安全・安心に対する生活者の関心が高まっており、近代小売市場の拡大にとって追い風となっている。イオンは、商品やサービスの品質面で顧客から高い支持を得ている。ダナン初出店となる本店舗を通じて、ダナン市民の皆さまの生活品質向上に貢献していきたい。また、生活コストが上昇する中、専門店水準の寿司(すし)、デリカ、ベーカリーをお値頃に提供し、食生活の『豊かさ』と『お求めやすさ』の両方を、ジャパン・クオリティーでお届けしていく」と述べた。また、ダナン市人民委員会ホア・キー・ミン常任副委員長や在ダナン日本国総領事館の森健朗総領事らが出席し、祝辞を述べた。
イオンモールは今後、タインホア省の「イオンモール・タインホア」、クアンニン省の「イオンモール・ハロン」についても年内の開業を予定している。
グランドセレモニーの様子(ジェトロ撮影)
モール内の様子(ジェトロ撮影)
モール概観(ジェトロ撮影)
(河野尭広)
(ベトナム、日本)
ビジネス短信 343133b7ccbbbca2
関連情報
dummy
もっと見る
ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
イオンモール、ベトナム8号店開業、ダナン市には初出店
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/343133b7ccbbbca2.html
時系列
- 2024 イオンモール・フエが開業(中部で2店舗目)
- 2025-07 ダナン市の行政再編によりクアンナム省を統合
- 2026-07-03 イオンモール ダナン タンケーがグランドオープン
- 2026 イオンモール・タインホア、イオンモール・ハロンが年内開業予定
主な数値
| ベトナムにおけるイオンモール店舗数 | 8店舗 |
|---|---|
| 中部地域におけるイオンモール店舗数 | 2店舗 |
| ダナン市におけるイオンモール店舗数 | 1店舗 |
| ダナン市初出店の専門店比率 | 約半数比率 |
| イオンモール ダナン タンケーからダナン国際空港までの所要時間 | 5分 |
| ダナン市を含む中部地域の中核都市の人口 | 300万人超 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、イオンモールがベトナム市場での事業拡大を加速させている状況を示すものです。特に、ダナン市への初出店は、同市が行政再編により中部地域の中核都市として成長が見込まれる中での戦略的な動きと解釈できます。複合施設内への出店という新たな形態は、現地の商習慣や消費者のニーズに合わせた柔軟な事業展開を示唆しています。また、日系ブランドを含む多数の専門店がダナン市に初出店することで、地域の消費者に新たな購買体験を提供し、市場の活性化に貢献する可能性が高いでしょう。食の安全・安心への関心の高まりを背景に、ジャパン・クオリティーの提供を強調している点は、現地でのブランド価値向上と顧客獲得に向けた重要な戦略です。今後のタインホア省、クアンニン省での開業予定も、ベトナム全土でのプレゼンス強化を目指す同社の意欲を裏付けています。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-15
関連事例
- ジェトロ、高度人材採用・産学連携に向けベトナムの2大学を紹介
- イランとインドネシア、環境分野の協力強化で協議
- 金属塑性加工展示会「MF INDIA 2026」がチェンナイで初開催
- 米カリフォルニア州、ZEV充電・水素供給インフラに9,520万ドル投資
- 投資促進3機関を統合、インベスト・バングラデシュ庁が発足
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する