Weekly Report: 複数のマイクロソフト製品に脆弱性
この発表の要点
- 複数の主要IT製品(VMware、NetScaler、Metabase、TeamCity等)で脆弱性が確認され、一部で悪用やエクスプロイトコードの公開が報告されている。
- VMware製品では8月3日以降、vCenterの侵害やバックドア設置、管理者アカウント作成の可能性が指摘されている。
- 各製品の利用者は、開発者の情報を参照し、修正済みバージョンの適用や回避策、侵害調査を速やかに実施する必要がある。
企業・自治体への影響
対象製品を利用する企業・組織において、不正アクセス、バックドア設置、リモートコード実行、SQLインジェクション等の重大なサイバー攻撃を受けるリスクがある。情シス部門やシステム運用部門を中心に、直ちに影響範囲の特定と対策が必要となる。
対応すべきこと
- 自社システムにおける該当製品の導入有無とバージョンを確認する
- 各ベンダーの公式情報およびJPCERT/CCの注意喚起に基づき、修正プログラムの適用や回避策を実施する
- 必要に応じて不正アクセスの痕跡がないか侵害調査を行う
- 関係部門へ脆弱性情報を共有し、対応スケジュールを管理する
対象部門: 総務 法務 情シス 広報
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | JPCERTコーディネーションセンター |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-08-19 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
2026年7月29日に公表した複数のVMware製品の脆弱性について、QUIRSO GmbHがCVE-2026-59309およびCVE-2026-59310の悪用に関する情報を公表しました。同社によると、8月3日以降、CVE-2026-59310を悪用したとみられる攻撃によりvCenterが侵害され、バックドアなどが設置されたとのことです。また、別の攻撃者によるものとみられる活動では、CVE-2026-59309が悪用され、管理者アカウントが作成された可能性があるとしています。影響を受ける製品を使用している場合は、BroadcomおよびQUIRSO GmbHの情報を参照のうえ、速やかに侵害調査および対策を実施することを推奨します。
関連文書
【4】複数のFortinet製品に脆弱性
情報源
概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【5】複数のPalo Alto Networks製品に脆弱性
情報源

概要
複数のPalo Alto Networks製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【6】GitLabに複数の脆弱性
情報源
概要
GitLabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【7】複数のSAP製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。Defusedによると、今回修正された一部の脆弱性の悪用試行を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【8】複数のSonicWall製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSonicWall製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【9】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【10】複数のAdobe製品に脆弱性
情報源
概要
複数のAdobe製品には、脆弱性があります。Sansecによると、今回修正された一部の脆弱性の悪用試行を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【11】複数のIvanti製品に脆弱性
情報源

概要
複数のIvanti製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【12】NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayには、リモートコード実行につながる脆弱性があります。本脆弱性は2026年6月30日に公表されたCVE-2026-8452に関連するものとみられ、NetScaler ADCおよびNetScaler GatewayがSAML SPまたはIdPとして構成されている場合に影響を受けます。本脆弱性を悪用してWebshellを設置可能な概念実証(PoC)コードが公開されています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、JPCERT/CCの注意喚起や開発者が提供する情報を参照のうえ、侵害調査と対策の実施を推奨します。
関連文書
【13】MetabaseにSQLインジェクションの脆弱性
情報源

概要
Metabaseには、SQLインジェクションの脆弱性があります。本脆弱性を悪用したゼロデイ攻撃が確認されており、海外では複数の組織が本脆弱性を悪用した被害を公表しています。また、本脆弱性を悪用する概念実証(PoC)コードとみられる情報も公開されています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新または回避策を適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【14】JetBrains TeamCity(オンプレミス版)にリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
JetBrains TeamCityのオンプレミス版には、リモートコード実行につながる脆弱性があります。JetBrainsは、本脆弱性の悪用に関する報告を受けているとの情報を公表しています。また、Rapid7は、本脆弱性を悪用して任意のコマンドを実行可能とするエクスプロイトコードを公開しています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新または回避策を適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書


【15】制御システムセキュリティカンファレンス2027講演募集
情報源

概要
JPCERTコーディネーションセンターは、2027年2月10日(水)に「制御システムセキュリティカンファレンス2027」の開催を予定しております。現在、講演希望者を広く募集しています。講演をご希望の方は、URLに記載
出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260819.html#16
時系列
- 2026-06-30 NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayに関連するとみられる脆弱性(CVE-2026-8452)が公表された
- 2026-07-29 複数のVMware製品の脆弱性が公表された
- 2026-08-03 VMware製品においてCVE-2026-59310を悪用したとみられる攻撃によりvCenterが侵害された
主な数値
| 制御システムセキュリティカンファレンス2027開催日 | 2027-02-10日 |
|---|
この事例から確認すべきポイント
本発表では、多数の主要ITベンダー製ソフトウェア・製品において深刻な脆弱性が複数報告されており、一部の脆弱性ではすでに悪用の試行やエクスプロイトコードが公開されている。企業や組織においてこれらの製品を運用している場合、組織全体の情報システムやデータが不正アクセスやランサムウェアなどの標的となるリスクが極めて高い。広報・実務担当者としては、速やかに情シス部門等と連携して自社の利用状況を棚卸しし、ベンダーが提供する修正プログラムの適用や回避策の実施、および侵害調査を確実に行うことが求められる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-19
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