尼崎市で高度外国人材企業交流イベント開催、企業が課題と対策を共有
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
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発表された内容
2026年07月27日
ジェトロは7月10日、高度外国人材を受け入れる兵庫県のジェトロ支援企業を対象に高度外国人材企業交流会を実施した。同イベントは尼崎市に所在する「オープンイノベーション拠点ARKade(注)」で開かれ、神戸市や尼崎市の企業など16社から20人が参加した。
交流会は2部で構成され、前半ではジェトロ高度外国人材スペシャリストの加藤将司氏を講師として、「採用から活躍まで~高度外国人採用で企業力強化~」と題した高度外国人材の採用に関する講演が行われた。高度外国人材の活用は、企業が新たな技術や知識を導入し、組織の活性化を図るため、高度外国人材が専門知識やスキル、語学力、国際感覚を生かした業務に携わることを目的としている。そのため、単純作業に従事させることを目的とした制度ではないことがあらためて説明された。
また、高度外国人材が日本に来た理由として、「日本が好きだから」「勉強のため」「スキル・将来のキャリアのため」と回答した人が、「お金を稼ぐことや仕送り」を目的とした人を上回っている。さらに、Z世代・Y世代が職場に求める価値観が変化していることを背景に、安全・安心な職場環境、良好な人間関係、そしてサステナビリティーへの取り組みを通じた「Meaningful job(意味のある仕事)」を実感できる職場を提供する企業こそが、高度外国人材の満足度向上や定着につながるとした。
最後に、定着にあたっては、出戻りを歓迎する仕組みを作ることや、高度外国人材の出身国・地域の文化や生活習慣に関心を持ち、それを伝えることが重要である。そうした姿勢で既存社員、面接、職場環境における壁をなくすことが、高度外国人材の採用と活躍につなげられるとした。
講演会の後は、参加した企業間でグループワークが開かれ、各社が抱える高度外国人材に関する課題や解決方法、今後の取り組みなどについて意見交換が行われた。
本交流会に参加した企業からは、「他社の意見、採用戦略、定着戦略について分かる貴重な機会だった」「他社の外国人採用担当者と話せる機会はなかなかなく、他社の悩みを聞いてまた新しい発想が生まれた」「他社が何をどう考えて外国人採用を行っているかが知れ、目標設定の大事さ、色眼鏡で見ないことの大切さの再確認ができた」といった声が寄せられた。本交流会は、高度外国人材の採用・定着に関する知見を共有する機会となった。
ジェトロでは、これら高度外国人材関連イベントを引き続き実施する。詳細はジェトロウェブサイト内「高度外国人材関連イベントカレンダー」で確認が可能だ。また、高度外国人材の採用を考えている企業は、最寄りのジェトロ事務所に問い合わせれば、ジェトロによる審査の上、採用支援を実施する。
講演の様子(ジェトロ撮影)
(注)尼崎市、尼崎信用金庫、尼崎商工会議所、近畿高エネルギー加工技術研究所(AMPI)、尼崎地域産業活性化機構が、尼崎からイノベーションを起こすことを目的として、2026年4月に設立した拠点。また、ジェトロは尼崎信用金庫と連携し、本施設内に関西初の地域中堅・中小企業向け海外展開サポート拠点「ジェトロ海外展開サポート窓口あまがさき」を同時開設した。
(谷本皓哉)
(日本)
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尼崎市で高度外国人材企業交流イベント開催、企業が課題と対策を共有
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/07f5f8a606ca612a.html
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公開日: 2026-07-27
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