オートメーション需要高まるトルコ、「WIN EURASIA 2026」にジェトロがジャパンパビリオン開設
この発表の要点
- ジェトロはトルコで開催された「WIN EURASIA 2026」にジャパンパビリオンを開設し、日本企業6社の販路拡大を支援した。
- トルコでは人件費上昇を背景に工場オートメーション化の需要が高まっており、日本企業への具体的な引き合いが増加した。
- 次回の「WIN EURASIA 2027」は2027年6月2~5日に開催予定であり、トルコ市場の継続的な機会が示唆されている。
企業・自治体への影響
製造業、特にオートメーション、ロボット、産業機械関連の企業は、トルコ市場および周辺地域でのビジネス機会を検討すべきです。国際的な販路拡大を目指す企業は、JETROが支援する海外展示会への参加を戦略的に活用することが有効です。経営層や海外事業部門は、トルコの産業高度化の動向を注視し、市場参入や投資の可能性を評価する必要があります。
対応すべきこと
- 公式出典(JETROウェブサイト)で、トルコ市場の最新動向や関連する支援プログラムを確認する。
- 自社の製品・サービスがトルコおよび周辺国のオートメーション需要に合致するかを評価し、市場参入の可能性を検討する。
- 海外事業部門や営業部門は、次回の「WIN EURASIA 2027」への出展や参加を検討し、具体的な商談機会を創出する。
- 関係部門へ本発表を共有し、トルコ市場におけるビジネス機会について議論する。
対象部門: 経営者 広報 経理 総務
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | ジェトロ |
|---|---|
| 業界 | 製造 |
| 発表日 | 2026-06-29 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年06月29日
トルコのイスタンブールで6月10~13日の4日間、オートメーション・総合機械展示会「WIN EURASIA 2026」が開催された。ジェトロは前年(2025年6月6日記事参照)に続いてジャパンパビリオンを開設し、トルコおよび周辺国での販路拡大を目指す日本企業6社を支援した。
WIN EURASIAは、ドイツの世界最大級の産業技術見本市「ハノーバー・メッセ」の海外派生版として実施されており、2026年で32回目の開催を迎えた。5万5,000平方メートルの会場にはオートメーション、ロボット、デジタルテクノロジー、溶接、電気・電子機器などの産業向け機械・機器がテーマ別に展示された。主催者によると、会期中の来場者数は3万7,000人を超えた。
約650社の出展企業のうち、181社が海外からの出展であり、日本のほか、中国、ドイツ、イタリアが国別パビリオンを開設した。
ジャパンパビリオンには次の6社が出展した。
河政工業(東京都葛飾区)
学研ホールディングス(東京都品川区)
Cominix(大阪府大阪市)
西部自動機器(大阪府大阪市)
長井技研(三重県松阪市)
パイフォトニクス(静岡県浜松市)
各企業は、オートメーション機械の設計や、切削工具、「超仕上げ」機、製造業向けオートメーショントレーニングシステムなどを紹介し、商談を行った。
ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)
展示会場内のファクトリーオートメーションホールの様子(ジェトロ撮影)
トルコでは近年、インフレによる人件費上昇などを背景に、工場のオートメーション化、産業高度化の需要が高まっている。前年に続いて出展した日本企業からも、「自動化設備を探している企業が多く、昨年に比べて具体的な引き合いが増えた」との声が寄せられた。また、同展示会の終了後、商談先企業を訪問し、詳細な製品提案をするなど即座に動き出す日本企業もあった。
同展示会には、24カ国から250人の招待バイヤーが参加した。ジャパンパビリオンにもセルビアやルーマニアなどのバイヤーが訪れた。欧州、中東・北アフリカ、中央アジアへのアクセスに優れたトルコの地理的特性から、将来的には周辺国へのビジネス波及の足掛かりとして、トルコに期待を寄せる企業もあった。
次回の「WIN EURASIA 2027」は2027年6月2~5日に開催される予定だ。
(神田桃佳)
(トルコ、日本)
ビジネス短信 cff600927125f073
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オートメーション需要高まるトルコ、「WIN EURASIA 2026」にジェトロがジャパンパビリオン開設
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/06/cff600927125f073.html
時系列
- 2026-06-10 「WIN EURASIA 2026」開催開始
- 2026-06-13 「WIN EURASIA 2026」開催終了
- 2027-06-02 次回「WIN EURASIA 2027」開催予定
- 2027-06-05 次回「WIN EURASIA 2027」終了予定
主な数値
| WIN EURASIA 2026 開催期間 | 4日間 |
|---|---|
| WIN EURASIA 2026 開催回数 | 32回 |
| WIN EURASIA 2026 会場面積 | 55000平方メートル |
| WIN EURASIA 2026 来場者数 | 37000人 |
| WIN EURASIA 2026 出展企業総数 | 650社 |
| WIN EURASIA 2026 海外出展企業数 | 181社 |
| ジャパンパビリオン出展企業数 | 6社 |
| WIN EURASIA 2026 招待バイヤー数 | 250人 |
| WIN EURASIA 2026 招待バイヤー国数 | 24カ国 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、ジェトロがトルコの国際展示会「WIN EURASIA 2026」にジャパンパビリオンを開設し、日本企業の海外販路拡大を支援した事例を報告しています。トルコでは人件費上昇を背景に工場オートメーション化の需要が高まっており、出展した日本企業への具体的な引き合いが増加したことは、この市場の潜在的な魅力を示唆しています。特に、欧州、中東・北アフリカ、中央アジアへのアクセスに優れたトルコの地理的特性は、周辺国へのビジネス波及の足掛かりとして重要です。製造業、特にオートメーションや産業機械関連の企業は、このような国際展示会を通じて新たな市場機会を探り、グローバルな産業トレンドに対応する戦略を検討するべきです。ジェトロのような貿易振興機関の支援を活用することは、海外市場への参入や拡大において有効な手段となります。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-06-29
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