経済・産業トレンド

アステラス製薬、カイロの新オフィス開業で3倍に増床

アステラス製薬のエジプト支社が業容拡大に伴いカイロ市内の新オフィスへ移転し、8月24日に開所式が開催された。旧オフィスから3倍に増床した新オフィスは、カイロ郊外のミビダ・ビジネスパークに位置するキャンパス型設計の施設で、同社は現地でのがん対策や患者支援の取り組みを進めている。

この発表の要点

企業・自治体への影響

中東・アフリカ地域での事業展開や海外拠点を持つ製造業・製薬業にとって、現地政府との連携強化やインフラ動向に合わせた拠点戦略の参考となる。直接的な法規制や行政処分の変更ではないため、経営企画部門や海外事業部門における情報収集・動向把握の位置づけとなる。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 アステラス製薬
業界 医薬品
発表日 2026-08-28
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年08月28日

アステラス製薬のエジプト支社(アステラス・エジプト)の移転後の新オフィスの開所式が8月24日に開催された。業容拡大にともなって旧オフィスから3倍に増床した。

同社はエジプトに2022年に設立された。2023年にエジプト保健当局と共同で、患者体験の向上を目的とした2年間のプロジェクトを開始した。2024年に大統領主導のがん対策イニシアチブの下、保健人口省と提携し、特に前立腺がんの早期発見と治療に注力した。

新オフィスは、ドバイの大手デベロッパー、エマール(EMAAR)グループがカイロ市東部で手掛けるオフィス・商業エリアのミビダ・ビジネスパーク(Mivida Business Park)にある。事業所や住宅エリアとともにカフェ・レストラン、ショッピング施設、国際学校が入居しており、職住近接型の開発が進められている。一般的な高層オフィスビル群とは異なり、低層の建物を緑地でつないだキャンパス型の設計が特徴だ。

カイロのオフィス需要はかつて、旧市街やカイロ空港と市内の間のヘリオポリス地区に集中していたが、近年は渋滞回避や高品質オフィス需要の高まりから、カイロ郊外へ移転する企業が増えている。同社オフィスもヘリオポリスから移転された。

開所式でのテープカットの様子。左からアステラスのシェイマ・バフシ(Seyma Bahsi)トルコ・中東アフリカ・ヘッド、リカルド・オガワ(Ricardo Ogawa)インターナショナル・マーケット・プレジデント、サニー・リー(Sunny Lee)アステラス・エジプト・ジェネラルマネージャー、および岩井文男駐エジプト日本大使(ジェトロ撮影)

(西澤成世)

(エジプト)

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アステラス製薬、カイロの新オフィス開業で3倍に増床

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/d7d3cfd0f4a116a0.html

時系列

主な数値

オフィス増床率 3倍
現地法人設立年 2022年
プロジェクト期間 2年間

この事例から確認すべきポイント

本件は、製薬企業が中東・アフリカ地域における事業拡大に伴い、現地拠点のオフィス環境を刷新した事例である。カイロ郊外のビジネスパークへの移転は、現地のインフラ変化やオフィス需要の動向に対応したものであり、現地政府機関や保健当局との連携を強化する狙いがある。現時点で取得できた本文からは、詳細な投資額などのデータを確認することはできない。詳細は公式出典をご確認いただきたい。広報・実務の観点からは、海外拠点展開における現地パートナーシップの構築や、事業成長に合わせた拠点整備の好事例として参考になる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-28

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