QNDにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- QNDシリーズの複数バージョンに複数の脆弱性(CVE-2026-81326、CVE-2026-84408)が存在する。
- 管理者ID・パスワードの窃取やSYSTEM権限での任意コマンド実行のおそれがある。
- 開発者情報をもとにアップデートおよびパッチの適用が必要。
企業・自治体への影響
情報システム部門が管理する端末等で該当製品を利用している場合、不正アクセスや権限昇格による情報漏えいやシステム乗っ取りのリスクがあるため、情シス部門を中心とした迅速な調査と対応が求められる。
対応すべきこと
- 自社におけるQND(Premium / Standard / Advance)の導入状況およびバージョンを確認する。
- 公式出典やクオリティソフト株式会社からの提供情報を確認し、指定されたバージョンへのアップデートとパッチ適用を実施する。
- 情報システム部門内で脆弱性情報を共有し、対応状況を管理する。
対象部門: 情シス 総務 法務
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | クオリティソフト株式会社 |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-09-16 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/09/16 最終更新日:2026/09/16
JVN#95825631
QNDにおける複数の脆弱性
クオリティソフト株式会社が提供するQNDには、複数の脆弱性が存在します。
QND Premium Ver.11.1iおよびそれ以前のバージョン
QND Standard Ver.11.1iおよびそれ以前のバージョン
QND Advance Ver.11.0.9iおよびそれ以前のバージョン
クオリティソフト株式会社が提供するQNDには、次の複数の脆弱性が存在します。
ハードコードされた暗号鍵の使用(CWE-321)
CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.8
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 5.5
CVE-2026-81326
名前付きパイプに対するアクセス制限不備(CWE-782)
CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
CVE-2026-84408
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品のWindowsクライアントがインストールされたPCにログイン可能な攻撃者によって、次のような影響を受ける可能性があります。
当該製品の管理者IDおよびパスワードが窃取される(CVE-2026-81326)
SYSTEM権限で任意のコマンドが実行される(CVE-2026-84408)
アップデートし、パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、Ver.11.0.9iまたはVer.11.1iにアップデートしたうえでパッチを適用してください。
ベンダ
リンク
クオリティソフト株式会社
QND Windows クライアントの脆弱性について
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:エムオーテックス株式会社 小椋 大靖 氏
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2026-81326
CVE-2026-84408
JVN iPedia
JVNDB-2026-000135
Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/jp/JVN95825631/
時系列
- 2026-09-16 QNDにおける複数の脆弱性情報が公開された
この事例から確認すべきポイント
本件は、クオリティソフト株式会社の提供する資産管理ソフトウェア「QND」における複数の脆弱性(CVE-2026-81326、CVE-2026-84408)に関する情報公開である。ハードコードされた暗号鍵の使用やアクセス制限不備により、管理者ID・パスワードの窃取やSYSTEM権限での任意コマンド実行といった重大な影響を受ける可能性がある。企業実務においては、自社環境での該当製品の導入有無を確認し、速やかに開発者情報に基づくアップデートおよびパッチ適用を実施することが情報セキュリティ上の喫緊の課題となる。現時点で取得できた本文からは詳細なアップデート手順を確認できないため、詳細は公式出典や開発者提供の情報を参照する必要がある。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-09-16
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