Weekly Report: 複数のSonicWall製品に脆弱性
この発表の要点
- 複数のSonicWall製品をはじめとする多数の主要ベンダー製品に脆弱性が確認された。
- 一部の製品では悪用やエクスプロイトコードの公開がすでに確認されている。
- 修正済みバージョンへの更新や回避策の適用、侵害調査の実施が推奨されている。
企業・自治体への影響
ITシステムを運用する企業や組織において、対象製品を利用している場合に不正アクセスやリモートコード実行、情報漏えいなどの深刻なセキュリティインシデントにつながるおそれがある。情シス部門および法務・経営層への速やかな共有が必要となる。
対応すべきこと
- 自社ネットワークやシステムで該当するSonicWall、VMware、Fortinetなどの製品が利用されているか確認する。
- 公式出典および各ベンダーのセキュリティアドバイザリを参照し、対象製品のバージョンを確認する。
- 修正プログラムの適用または回避策の実施を速やかに行う。
- 必要に応じて、ログ等を用いた侵害調査を実施する。
対象部門: 総務 法務 情シス
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | JPCERTコーディネーションセンター |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-08-19 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
2026年7月29日に公表した複数のVMware製品の脆弱性について、QUIRSO GmbHがCVE-2026-59309およびCVE-2026-59310の悪用に関する情報を公表しました。同社によると、8月3日以降、CVE-2026-59310を悪用したとみられる攻撃によりvCenterが侵害され、バックドアなどが設置されたとのことです。また、別の攻撃者によるものとみられる活動では、CVE-2026-59309が悪用され、管理者アカウントが作成された可能性があるとしています。影響を受ける製品を使用している場合は、BroadcomおよびQUIRSO GmbHの情報を参照のうえ、速やかに侵害調査および対策を実施することを推奨します。
関連文書
【4】複数のFortinet製品に脆弱性
情報源
概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【5】複数のPalo Alto Networks製品に脆弱性
情報源

概要
複数のPalo Alto Networks製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【6】GitLabに複数の脆弱性
情報源
概要
GitLabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【7】複数のSAP製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。Defusedによると、今回修正された一部の脆弱性の悪用試行を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【8】複数のSonicWall製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSonicWall製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【9】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【10】複数のAdobe製品に脆弱性
情報源
概要
複数のAdobe製品には、脆弱性があります。Sansecによると、今回修正された一部の脆弱性の悪用試行を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【11】複数のIvanti製品に脆弱性
情報源

概要
複数のIvanti製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【12】NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayにリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayには、リモートコード実行につながる脆弱性があります。本脆弱性は2026年6月30日に公表されたCVE-2026-8452に関連するものとみられ、NetScaler ADCおよびNetScaler GatewayがSAML SPまたはIdPとして構成されている場合に影響を受けます。本脆弱性を悪用してWebshellを設置可能な概念実証(PoC)コードが公開されています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、JPCERT/CCの注意喚起や開発者が提供する情報を参照のうえ、侵害調査と対策の実施を推奨します。
関連文書
【13】MetabaseにSQLインジェクションの脆弱性
情報源

概要
Metabaseには、SQLインジェクションの脆弱性があります。本脆弱性を悪用したゼロデイ攻撃が確認されており、海外では複数の組織が本脆弱性を悪用した被害を公表しています。また、本脆弱性を悪用する概念実証(PoC)コードとみられる情報も公開されています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新または回避策を適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【14】JetBrains TeamCity(オンプレミス版)にリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
JetBrains TeamCityのオンプレミス版には、リモートコード実行につながる脆弱性があります。JetBrainsは、本脆弱性の悪用に関する報告を受けているとの情報を公表しています。また、Rapid7は、本脆弱性を悪用して任意のコマンドを実行可能とするエクスプロイトコードを公開しています。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新または回避策を適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書


【15】制御システムセキュリティカンファレンス2027講演募集
情報源

概要
JPCERTコーディネーションセンターは、2027年2月10日(水)に「制御システムセキュリティカンファレンス2027」の開催を予定しております。現在、講演希望者を広く募集しています。講演をご希望の方は、URLに記載
出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260819.html#8
時系列
- 2026-06-30 NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayに関するCVE-2026-8452が公表された
- 2026-07-29 複数のVMware製品の脆弱性が公表された
- 2026-08-03 VMware製品のCVE-2026-59310を悪用したとみられる攻撃によりvCenterが侵害された
この事例から確認すべきポイント
本発表は、複数の主要ITベンダー製品(SonicWall、VMware、Fortinet、Palo Alto Networks、GitLab、SAP、Google Chrome、Adobe、Ivanti、Citrix NetScaler、Metabase、JetBrains TeamCity)に確認された脆弱性に関する週報である。一部の製品ではすでに悪用やエクスプロイトコード(PoC)の公開が確認されており、組織的なセキュリティリスクが急高騰している。実務担当者は、自社で利用している該当製品のバージョンを速やかに確認し、ベンダーが提供する修正プログラムの適用や回避策の実施を急ぐ必要がある。また、インシデント発生の有無を確認するための侵害調査(フォレンジック等)の実施も強く推奨される。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-19
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