「2025年農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)結果の概要」の公表について
この発表の要点
- 過去1年間に寄り合いを開催した農業集落の割合は5年前より4.2ポイント低下したが、約9割の集落で実施されている。
- 寄り合いの開催回数は、5年前は年6~11回が最多だったが、今回は年3~5回が最多となった。
- 地域資源(農地、河川・水路など)の保全活動に取り組んでいない農業集落の割合は5年前に比べ低下し、単独での保全割合が上昇した。
企業・自治体への影響
本調査結果は、農山村地域の現状と課題を客観的に示すものであり、特に地方自治体の農政担当部署や地域振興部門、農業関連企業、地域活性化に取り組むNPO法人などにとって、今後の施策立案や事業戦略を検討する上での基礎データとなります。集落のコミュニティ活動の変化や地域資源保全の動向は、地域経済や社会構造に影響を与える可能性があります。
対応すべきこと
- 農林水産省の公式ウェブサイトで「2025年農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)結果の概要」の詳細を確認する。
- 自社の事業や自治体の政策が農山村地域に関連する場合、本調査結果を現状分析や将来計画の基礎情報として活用する。
- 地域コミュニティ活動の変化や地域資源保全の動向が、自社の事業活動や地域住民への影響を評価する。
- 関係部署(地方自治体の農政・地域振興部門、農業関連企業の企画・マーケティング部門など)へ本発表を共有し、情報連携を図る。
対象部門: 経営者 広報 経理
対応期限:定期確認
基本データ
| 企業・団体 | 農林水産省 |
|---|---|
| 業界 | 農業 |
| 発表日 | 2026-06-30 |
| 分類 | 統計・調査データ |
発表された内容
令和8年6月30日
農林水産省
〇過去1年間に寄り合いを開催した農業集落の割合は5年前に比べ4.2ポイント低下したものの、約9割の集落において寄り合いを実施。 〇寄り合いの開催回数は5年前は年6~11回開催した農業集落の割合が最多だったところ、今回は年3~5回開催する農業集落の割合が最多。 〇地域資源の保全については、5年前に比べ「農地」や「河川・水路」などの地域資源の保全活動に取り組んでいない農業集落の割合が低下。〇単独の農業集落で保全する割合は上昇。
農林水産省は、「2025年農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)結果の概要」を取りまとめました。
1.調査の概要
農林業センサスの農山村地域調査(農業集落調査)は、農山村地域の集落の再生・活性化に資するため、農業集落内でのコミュニティ活動状況、農山村資源の保全状況や集落を活性化するための取組を把握することを目的に、5年ごとに実施している基幹統計調査です。
2.調査結果のポイント
過去1年間に寄り合いを開催した農業集落の割合は、5年前に比べ4.2ポイント低下したものの、約9割の集落において寄り合いを実施(回答のあった全国約12万6千の農業集落のうち、約11万3千集落)。また、寄り合いの開催回数の割合については、5年前は年6~11回が最多であったところ、2025年は年3~5回が最多。 地域資源の保全については、「農地」、「農業用用排水路」、「森林」、「河川・水路」の保全に取り組んでいない農業集落の割合が5年前に比べ低下。なお、保全している農業集落のうち、他の農業集落と共同で保全する割合が低下した一方で、単独の農業集落で保全する割合は上昇。
3.公表資料
「2025年農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)結果の概要」については、次のURLより御覧になれます。 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noucen/index.html
お問合せ先大臣官房統計部経営・構造統計課センサス統計室
担当者:農林業センサス統計第2班 代表:03-3502-8111(内線3667)ダイヤルイン:03-6744-2256
出典: www.maff.go.jp
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/census/260630.html
時系列
- 2026-06-30 「2025年農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)結果の概要」を公表
主な数値
| 寄り合い開催集落割合の5年前比低下幅 | 4.2ポイント |
|---|---|
| 寄り合い開催集落の割合 | 9割 |
| 回答のあった農業集落総数 | 126000集落 |
| 寄り合いを実施した農業集落数 | 113000集落 |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、農林水産省が5年ごとに実施する基幹統計調査「農林業センサス農山村地域調査(農業集落調査)」の最新結果概要である。農山村地域のコミュニティ活動や地域資源の保全状況を把握し、集落の再生・活性化に資することを目的としている。調査結果からは、農業集落における「寄り合い」の開催頻度が減少傾向にあるものの、依然として約9割の集落で実施されている実態が示された。また、地域資源の保全活動については、取り組んでいない集落の割合が低下し、単独での保全活動が増加している点が注目される。これは、集落内の共同活動のあり方が変化しつつも、地域資源への意識は維持・向上している可能性を示唆する。一方で、共同での保全活動の割合が低下していることから、集落間の連携や広域的な取り組みの推進が今後の課題となる可能性も考えられる。これらのデータは、今後の農山村政策や地域活性化策を検討する上で重要な基礎情報となる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-06-30
関連事例
- 米に関するマンスリーレポート(令和8年8月号)の公表について
- 第2回日タイ農業統計専門家による定期対話の開催について
- 令和7年産米の相対取引価格・数量について(令和8年7月)
- 2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)7月分
- 農薬第三専門調査会(第45回)の開催について(非公開)【8月31日開催】
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する