イラン暦1404年の実質GDP成長率、0.2%のプラスに
この発表の要点
- イラン暦1404年の実質GDP成長率は、石油部門を含む全体で0.2%のプラス成長。
- 石油部門を除く実質GDP成長率はマイナス0.3%を記録。
- 製造業、水道・電力供給、農業部門はマイナス成長となった一方、原油・天然ガス採掘や建設業はプラス成長を維持。
企業・自治体への影響
イラン市場への進出や事業展開を検討する企業、特に製造業、農業、エネルギー関連企業は、最新の経済統計を基に事業戦略を見直す必要があります。部門別の詳細な成長率は、投資判断や事業機会の特定に影響を与える可能性があります。
対応すべきこと
- イラン市場に関心のある企業は、公式出典で詳細な統計データを確認する。
- 自社の事業分野に関連する部門別成長率を分析し、事業戦略に反映させる。
- イランの経済動向に関する継続的な情報収集を行う。
対象部門: 経営者 経理 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | ジェトロ |
|---|---|
| 発表日 | 2026-07-03 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年07月03日
イランのイスラーム共和国通信(IRNA)は6月22日、イラン統計センターの発表として、イラン暦1404年(2025年3月21日~2026年3月20日)の実質GDP成長率は、石油部門を含む全体で前年比0.2%のプラス成長、石油部門を除く場合はマイナス0.3%になったと報じた。実質GDPは、石油部門を含む全体で10京492兆リアル(約9兆443億円、1リアル=約0.00009円)、石油部門を除く場合が7京5,942兆リアルだった(2026年6月22日付IRNA)。
部門・業種別の成長率では、産業・鉱業部門は前年比0.5%増となった。同部門の内訳では原油・天然ガス採掘が1.8%増、その他鉱業が4.1%増、天然ガス供給が2.0%増、建設業が1.4%増だった一方、製造業が1.5%減、水道・電力供給が6.5%減となった。
また、サービス部門は前年比0.3%増となったが、農業部門は2.9%減だった。
イラン統計センターは、国民経済の統計について国際標準産業分類(ISIC)第4次改定版に基づく18部門・50業種の分類体系で算出している。
(ドバイ事務所)
(イラン)
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イラン暦1404年の実質GDP成長率、0.2%のプラスに
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/d6685c22acffe1af.html
時系列
- 2026-06-22 イランのイスラーム共和国通信(IRNA)がイラン統計センターの発表を報じる
- 2026-07-03 ジェトロがビジネス短信として本情報を発表
主な数値
| イラン暦1404年の実質GDP成長率(石油部門含む) | 0.2%増 |
|---|---|
| イラン暦1404年の実質GDP成長率(石油部門除く) | -0.3% |
| イラン暦1404年の実質GDP(石油部門含む) | 10京492兆リアル |
| イラン暦1404年の実質GDP(石油部門含む、円換算) | 9兆443億円 |
| イラン暦1404年の実質GDP(石油部門除く) | 7京5,942兆リアル |
| 産業・鉱業部門成長率 | 0.5%増 |
| 原油・天然ガス採掘成長率 | 1.8%増 |
| その他鉱業成長率 | 4.1%増 |
| 天然ガス供給成長率 | 2.0%増 |
| 建設業成長率 | 1.4%増 |
| 製造業成長率 | -1.5% |
| 水道・電力供給成長率 | -6.5% |
| サービス部門成長率 | 0.3%増 |
| 農業部門成長率 | -2.9% |
この事例から確認すべきポイント
イランのイラン暦1404年における実質GDP成長率は、石油部門を含む全体ではわずかなプラス成長を示したものの、石油部門を除くとマイナス成長に転じており、経済が石油依存から脱却する上での課題が浮き彫りになっています。特に製造業、水道・電力供給、農業部門がマイナス成長を記録している点は、これらの産業分野における構造的な問題や外部環境の影響を示唆しています。一方で、原油・天然ガス採掘やその他鉱業、建設業がプラス成長を維持していることから、特定の資源関連産業やインフラ投資が経済を支えている状況がうかがえます。イラン統計センターが国際標準産業分類(ISIC)に基づき統計を算出していることは、国際的な比較可能性を確保する上で重要であり、イラン市場への参入や事業展開を検討する企業にとっては、これらの詳細な部門別データが投資判断や事業戦略立案の基礎情報となります。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-03
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