経済・産業トレンド

BYD、国連グローバル・コンパクトへ加盟

最終確認日: 2026-11-08

基本データ

分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年11月09日

中国の電気自動車製造大手比亜迪(BYD)は10月26日、企業の持続可能な発展を推進する世界最大の国際組織である「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」へ加盟したと発表した。同社はUNGCが掲げる10原則を支持・実践するとともに、持続可能な発展目標(SDGs)を企業戦略や日常業務に組み込み、グローバルで持続可能な発展の推進に取り組む方針を示した。

UNGCは2000年に設立され、企業活動や経営戦略への「UNGC 10原則」(注)の導入を促進している。環境、社会、ガバナンスの各分野から持続可能な発展とグローバル課題への対応を支援しており、現在、160以上の国・地域で2万5,000社を超える企業・団体が加盟している。

BYDはグローバル事業の展開において持続可能な発展を重視するとし、2022年には世界に先駆けてガソリン車の生産を終了し、2045年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルの実現を目指す方針を示した。2025年には、「グリーン・低炭素」「イノベーションと変革」「機会均等」「協働」「誠実・コンプライアンス」「価値共有」を柱とする持続可能な発展戦略「DREAMS」を発表した。グリーンモビリティ分野では、2025年の新エネルギー車(NEV)販売台数が累計460万台に達し、約4,660万トンの二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献したとしている。同社によると、これは約7億7,600万本の植樹に相当する効果だという。社会面では、30億元(約690億円、1元=約23円)規模の教育慈善基金を設立し、大学向け奨学金の提供や新エネルギー車技術の普及活動に活用されるとしている。

なお、BYDの2026年1~9月の販売台数は313万1,576台で、前年同期比3.9%減となったが、減少幅は同年1~8月より2.9ポイント縮小した。乗用車およびピックアップトラックの海外販売台数は133万7,831台で、前年同期比90.7%増となった。9月単月の販売台数は46万3,561台で、前年同月比17.0%増だった。このうち、乗用車およびピックアップトラックの海外販売台数は17万9,877台と前年同月の約2.5倍となった。

(注)UNGCの10原則とは、「人権・労働・環境・腐敗防止」4分野で構成される国際的な行動指針。

(梁梓園)

(中国)

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公開日: 2026-11-09 / 最終確認: 2026-11-08

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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-11-08

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