ブラジルのブランド調査、EV部門で中国BYDが認知度首位
最終確認日: 2026-11-05
この発表の要点
- 2026年版調査でEV部門はBYDが回答の36%(前年比13ポイント増)で首位
- BYDは全部門中で認知度の伸びが最も大きく、2年連続でトップ・パフォーマンス賞を受賞
- EVブランドを1つも挙げられなかった回答者は44%で、2024年60%、2025年52%から低下
企業・自治体への影響
自動車メーカー・販売会社、EV関連事業者、およびブラジル市場への展開を検討する企業のマーケティング・広告部門に参考情報として関係します。本件は認知度調査の結果であり、規制や法的義務を直接生じさせるものではありません。
対応すべきこと
- 公式出典(ジェトロ掲載記事および原調査)で調査の対象・設問を確認する
- ブラジル市場の認知度動向として、マーケティング部門・海外事業部門に共有する
- 他の市場統計や現地販売データと合わせて、EVの認知状況を自社施策の参考にする
対象部門: 広報 経営者
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | ダッタフォーリャ(フォーリャ紙グループ) |
|---|---|
| 業界 | 自動車・輸送機器 |
| 発表日 | 2026-10-27 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年11月05日
ブラジルの現地紙「フォーリャ」と同紙グループの民間調査会社ダッタフォーリャは10月27日、ブラジルのブランド認知度調査「トップ・オブ・マインド」の2026年版の結果を発表した。調査は6月1~9日にかけて実施され、全国172市町村の16歳以上の男女7,560人を対象とした。73部門の製品およびサービスについて、最初に思い浮かぶブランドを尋ねた(注1)。
電気自動車(EV)部門では、中国EV大手の比亜迪(BYD)が回答の36%(前年比13ポイント増)を占めて首位となった。また、全部門の中で認知度の伸びが最も大きかったことから、2年連続で「トップ・パフォーマンス賞」を受賞した(注2)。
現地紙「フォーリャ」(10月27日付)によると、同社は2025年に広告宣伝費として2億5,500万レアル(73億9,500万円、1レアル=約29円)を投じた。また、BYDブラジル法人のアレシャンドレ・バルディシニア副社長兼マーケティング・営業統括責任者は同紙に対し、広告によりBYDブランドの価値を伝えるとともに、EV技術に対する誤解を解消し、理解を促進できると述べた。
BYDに次いで、フィアット、フォルクスワーゲン(VW)、テスラ、ゼネラルモーターズ(GM)、トヨタがそれぞれ2%で2位に並んだ。一方、EVブランドを1つも挙げられなかった回答者の割合は44%と依然として高いものの、2024年の60%、2025年の52%から低下した(注3)。
このほか自動車関連では、乗用車部門でフォルクスワーゲンが21%(前年比2ポイント減)、二輪車部門ではホンダが63%(同5ポイント減)、ピックアップトラック部門ではトヨタが23%で、それぞれ首位となった。
(注1)これら73の製品・サービス部門に加え、同調査では、その年に特に高い評価や実績を示したブランドを対象とする10の特別賞部門を設けており、全83部門で構成される。同調査は1991年に開始され、当初は12部門を対象としていた。
(注2)電気自動車部門は2024年に新設された。BYDは同部門で毎回首位となっており、2025年にも回答割合が前年の12%から23%(11ポイント増)へ上昇したことから、トップ・パフォーマンス賞を受賞した。同賞を2年連続で受賞したのは、2012年と2013年の韓国サムスン以来2社目となる。
(注3)ブラジルでは、バッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッド車(HEV)の2025年新車登録台数割合は10.6%にとどまるものの、販売台数は近年急増している(2026年6月29日付地域・分析レポート参照)。
(エルナニ・オダ)
(ブラジル、中国)
ビジネス短信 147abb86e21f96db
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ブラジルのブランド調査、EV部門で中国BYDが認知度首位
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/11/147abb86e21f96db.html
時系列
- 2026-06-01 ブランド認知度調査「トップ・オブ・マインド」の調査期間開始(6月1~9日)
- 2026-06-09 調査期間終了
- 2026-10-27 2026年版の調査結果を発表
- 2026-11-05 ジェトロがビジネス短信として本件を掲載
主な数値
| 調査対象者数 | 7,560人 |
|---|---|
| 調査対象地域数 | 172市町村 |
| 調査対象部門数(製品・サービス) | 73部門 |
| 調査部門の総数(特別賞部門を含む) | 83部門 |
| 特別賞部門数 | 10部門 |
| 調査開始年 | 1991年 |
| 調査開始時の対象部門数 | 12部門 |
| BYDの電気自動車部門での回答割合 | 36% |
| BYDの前年比増減 | 13ポイント増 |
| BYDのトップ・パフォーマンス賞受賞回数 | 2年連続 |
| BYDの2025年広告宣伝費 | 255,000,000レアル |
| BYDの2025年広告宣伝費(円換算) | 7,395,000,000円 |
| 為替レート(1レアル当たり) | 29円 |
| 2位グループのシェア(フィアット、VW、テスラ、GM、トヨタ) | 2% |
| EVブランドを1つも挙げられなかった回答者の割合(2026年) | 44% |
| EVブランドを1つも挙げられなかった回答者の割合(2024年) | 60% |
| EVブランドを1つも挙げられなかった回答者の割合(2025年) | 52% |
| 乗用車部門首位(フォルクスワーゲン)のシェア | 21% |
| 二輪車部門首位(ホンダ)のシェア | 63% |
| ピックアップトラック部門首位(トヨタ)のシェア | 23% |
| BYDの電気自動車部門の前年回答割合 | 12% |
| BYDの電気自動車部門の2025年回答割合 | 23% |
| 2025年新車登録台数に占めるBEV・PHEV・HEVの割合 | 10.6% |
この事例から確認すべきポイント
本件はブラジルの民間調査会社が実施した消費者のブランド認知度調査の結果であり、規制や行政処分に関する内容ではありません。EV部門では回答割合が前年から上昇したBYDが首位となった一方、EVブランドを1つも挙げられなかった回答者は44%と依然として高い水準にあります。ただし、調査は対象地域・対象者・設問形式(最初に思い浮かぶブランド)に基づくものであり、市場シェアや販売実績を直接示すものではありません。現時点で取得できた本文からは、回答方法の詳細や調査の統計的な信頼区間などは確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。自社がブラジル市場で事業を検討する際は、本件を消費者の認知動向を把握する参考情報として位置づけ、他の統計や現地の販売データと合わせて判断することが望ましいと考えられます。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-11-05 / 最終確認: 2026-11-05
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-11-05
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