ジェトロ、ライフサイエンス分野特化のビジネスミッションを米ペンシルベニア州に派遣
最終確認日: 2026-10-30
基本データ
| 分類 | 経済・産業トレンド |
|---|
発表された内容
2026年10月30日
ジェトロは9月28~30日、ペンシルベニア(PA)州において、同州のライフサイエンス産業エコシステムの実態把握を目的としたビジネス・投資環境調査ミッションを実施した。日本企業・団体16社から18人が参加し、研究機関、大学、病院、スタートアップ企業などを訪問した。参加者は米国有数のライフサイエンス集積地であるPA州のライフサイエンス・エコシステムへの理解を深めるとともに、PA州の関係者との交流を通じて、新たなビジネス、共同研究、投資連携の可能性を広げた。
ミッションの一環としてミッション団は、ジェファーソン・ヘルス(JH)を訪問した。JHは、トーマス・ジェファーソン大学傘下の研究機関および臨床部門として、40万人以上の会員と33の病院を擁する医療ネットワークとして運営されている。
トーマス・ジェファーソン大学前の集合写真(ジェトロ撮影)
JHの技術ライセンス担当部長のアレクセイ・メリシュチュク博士は、ジェファーソン・ベンチャーズおよびイノベーション・プログラムについて説明した。両プログラムは、JHの職員や学生による研究成果の知的財産(IP)の保護および商業化を目的としており、ライセンス供与、スタートアップの設立、共同開発、合弁事業、戦略的投資などを支援している。また、両プログラムはJHの研究者と産業界のステークホルダーや投資家をつなぐ接点となっており、これまでに1,400件以上の特許出願・取得および25社のスタートアップ設立を支援してきた。JHは大規模かつ多様な患者を抱えており、企業にとっては製品開発や臨床試験、共同研究を実施できる環境だという。
ジェファーソン・ヘルスの概要説明を受ける参加者(ジェトロ撮影)
併せて、ミッション団はトーマス・ジェファーソン大学ジャパン・センター所長の佐藤隆美博士より、同センターの活動概要について説明を受けた。ジャパン・センターは、日本と同大学との医学生交流、研究協力、事業開発協力を支援している。また、地域医療振興協会や野口医学研究所をはじめとする日本の複数の大学・研究機関と提携関係を構築している。
また、佐藤博士より、2026年11月6日に開催予定の「ライフサイエンス・ダイアログ」が紹介された。同イベントは、同大学ジャパン・センター、フィラデルフィア日米協会、および神戸市の共催により実施予定で、研究段階の科学的発見を臨床応用および商業化へと発展させるための日米連携強化を目的としている。午前は招待制のセッション、午後は一般公開のセッションとなり、研究者、産業界の幹部、政府関係者による基調講演やパネルディスカッションのほか、ネットワーキングレセプションを開催する。参加費は無料だが、事前登録が必要となる。
ペンシルベニア州のライフサイエンス産業に関しては、2026年10月26日付地域・分析レポート参照。
(大垣ジャスミン)
(米国、日本)
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ジェトロ、ライフサイエンス分野特化のビジネスミッションを米ペンシルベニア州に派遣
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URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/10/49507335db55cb21.html
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公開日: 2026-10-30 / 最終確認: 2026-10-30
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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-30
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