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中国初のAI制作劇場映画「三星堆:未来往事」が公開

最終確認日: 2026-10-28

基本データ

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発表された内容

2026年10月29日

中国の映画会社、博納影業が制作した人工知能(AI)映画「三星堆:未来往事」が10月23日、中国で公開された。博納影業の発表によると、AI技術を利用して制作され、中国国家電影局の公開許可を取得した中国初の劇場映画となる。同社によると、未来の人類がAIへの過度な依存による危機に直面する中、その解決の鍵が中国・四川省の古代遺跡「三星堆」の青銅器に刻まれた謎の符号に隠されていたことを描くSF映画であるとしている。なお、三星堆は四川省広漢市にある古蜀文明を代表する大規模遺跡で、巨大な青銅仮面や黄金製品などの出土品で知られる。

登場人物は全てオリジナルのデジタルキャラクターで、実在する俳優のデジタル複製は使用していない。

同社は映画制作に先立ち、2024年7月に、全13話のAI制作SFショートドラマ「三星堆:未来啓示録」を短編動画アプリ「抖音(Douyin)」で配信した。その後、インターネット上での再生回数が2億回を超えたことを受け、長編AI映画の制作に着手した(「経済観察報」10月24日)。

同作品は、オンライン映画制作プラットフォーム「博卡電影雲片場」を利用してAI映像を制作した。中国の動画生成モデル企業、北京生数科技が自主開発した動画生成基盤モデル「Vidu」が主要な技術支援を担った。制作工程では、AIが映像生成などの実作業を担い、企画の立案や制作上の判断は、人間の制作チームが映画制作の工程に沿って行った。

制作チームは2年にわたり技術開発に取り組み、120万枚を超える素材画像を生成し、全編を100回以上改訂した。長編映画の制作に当たり、登場人物の外観を各場面で一致させることや、複雑な場面における人物と背景の位置関係などの課題に対応した(「中国電影報」10月21日)。

博納影業の蒋徳富行政総裁が、同作品の総プロデューサーを務めた。同氏によると、制作費は1,000万元(約2億4,000万円、1元=約24円)を超えた。同規模の作品を実写で制作した場合、少なくとも3億元を要するとの見方を示した。

従来の映画制作では、撮影設備や視覚効果用ツールなどが主な費用項目となる。AI映画では、演算能力、電力、データ保存設備などが主な費用となった。実写映画と比べて資金面の負担は大幅に減少した一方、映像の生成と修正を繰り返したことで、制作時間は長期化した(「経済観察報」10月24日)。

(許蓓莉)

(中国)

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公開日: 2026-10-29 / 最終確認: 2026-10-28

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編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-28

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