Androidアプリ「チケット流通センター」における複数の脆弱性
最終確認日: 2026-10-06
この発表の要点
- Androidアプリ「チケット流通センター」の4.1.9およびそれ以前に複数の脆弱性が存在
- APIキーの窃取やフィッシング被害につながる恐れがある
- 修正版であるバージョン4.2.0へのアップデートが必須(起動時強制アップデートあり)
企業・自治体への影響
対象のAndroidアプリを利用するユーザーにおける情報漏えいやフィッシング被害のリスクがある。社用端末等で当該アプリを業務利用している場合、情シス部門による利用状況の確認とアップデート状況の把握が必要となる。
対応すべきこと
- 社用端末等で該当アプリを利用していないか確認する
- 該当する場合は最新バージョン(4.2.0以降)へアップデートされていることを確認する
- 公式発表の詳細情報を確認し、必要に応じ関係部門へ共有する
対象部門: 総務 情シス 法務
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | 株式会社ウェイブダッシュ |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-10-06 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
公開日:2026/10/06 最終更新日:2026/10/06
JVN#53292492
Androidアプリ「チケット流通センター」における複数の脆弱性
株式会社ウェイブダッシュが提供するAndroidアプリ「チケット流通センター」には、複数の脆弱性が存在します。
Androidアプリ「チケット流通センター」 4.1.9およびそれ以前のバージョン
株式会社ウェイブダッシュが提供するAndroidアプリ「チケット流通センター」には、次の複数の脆弱性が存在します。
ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798)
CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 4.0
CVE-2026-92861
Custom URL Schemeハンドラーにおけるアクセス制限不備(CWE-939)
CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 4.6
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 3.3
CVE-2026-92862
上記のCVSS評価では、被害者ユーザが悪意あるアプリをインストールするよう誘導され、そのアプリがAndroidアプリ「チケット流通センター」にintentを送ってアプリ上で悪意のあるサイトが表示される状況を想定しています
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
外部サービスと連携するためのAPIキーが窃取される(CVE-2026-92861)
悪意あるアプリからintentを受け取ると、当該製品を経由し任意のウェブサイトにアクセスさせられる。結果として、フィッシング等の被害にあう(CVE-2026-92862)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、2025年10月に本脆弱性を修正した次のバージョンを提供済みです。
Androidアプリ「チケット流通センター」 4.2.0
開発者によると、本脆弱性の影響を受けるバージョンを使用している場合、起動時に即時アップデートが強制されるとのことです。
CVE-2026-92861の脆弱性に関しては、修正版ではAPIキーがアプリ内から削除されています。
また既存のAPIキーはすでに無効化されているため、本脆弱性の影響を受けるバージョンのアプリに含まれる情報を悪用することはできません。
ベンダ
リンク
株式会社ウェイブダッシュ
チケット流通センター Androidアプリ
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ブロードバンドセキュリティ 佐藤 光喜 氏
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2026-92861
CVE-2026-92862
JVN iPedia
JVNDB-2026-000145
JVN
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脆弱性情報の届出
お問合せ先
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出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/jp/JVN53292492/
時系列
- 2025-10-01 開発者が脆弱性を修正したバージョン4.2.0を提供開始(月のみ記載のため01日仮置き、原文は2025年10月)
- 2026-10-06 JVN#53292492にて脆弱性情報が公開された
主な数値
| 対象バージョン | 4.1.9およびそれ以前バージョン |
|---|---|
| CVE-2026-92861 CVSS 4.0基本値 | 5.1スコア |
| CVE-2026-92861 CVSS 3.0基本値 | 4.0スコア |
| CVE-2026-92862 CVSS 4.0基本値 | 4.6スコア |
| CVE-2026-92862 CVSS 3.0基本値 | 3.3スコア |
| 修正済みバージョン | 4.2.0バージョン |
この事例から確認すべきポイント
本事例は、提供するAndroidアプリにおいてハードコードされた認証情報の使用やアクセス制限の不備といった脆弱性が発見された事案である。影響を受けるバージョンでは起動時に即時アップデートが強制される仕様となっており、既存のAPIキーが無効化されるなどの対策が講じられている。広報・実務の観点からは、自社で開発・提供または業務利用しているモバイルアプリケーションにおいて、同様のハードコードやURLスキームに関する不備がないか定期的な脆弱性診断を実施し、迅速なアップデート体制を維持することが極めて重要である。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-10-06 / 最終確認: 2026-10-06
執筆・確認主体
この記事は、上記の公式出典を一次情報として PRaze編集部(株式会社スキルマーク)が構造化・要約したものです。 要約と分類の生成にはAIを使用しています。
数値・日付・組織名・金額は公式発表の原文から転記しており、 原文に記載のない事項を補って書くことはしていません。 内容の正確性は公式出典をご確認ください。
編集・公開: PRaze編集部(株式会社スキルマーク) / 出典確認日: 2026-10-06
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