経済・産業トレンド

2026年度第1四半期のGDP成長率は前年同期比7.8%

インド統計・計画実施省は2026年8月31日、同年度第1四半期(4~6月)の実質GDP成長率が前年同期比7.8%だったと発表した。民間最終消費支出は7.1%、総固定資本形成は11.9%となり、前年同期を上回る成長を記録した。現時点で取得できた本文からは、詳細な推計値の数値一覧や添付資料の詳細を確認することはできないため、詳細は公式出典をご確認いただきたい。

この発表の要点

企業・自治体への影響

インド市場に関与する製造業、自動車、家電、金融、不動産などの業種・部門において、現地需要や設備投資の拡大傾向を事業計画やマーケティング戦略に反映させる必要がある。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 総務 広報 経理

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 インド統計・計画実施省(MoSPI)
業界 経済・統計
発表日 2026-09-04
分類 経済・産業トレンド

発表された内容

2026年09月04日

添付資料(123 KB)

インド統計・計画実施省(MoSPI)は8月31日、2026年度第1四半期(2026年4~6月)の実質GDP成長率(2022年度基準)を前年同期比7.8%と発表した(添付資料表1参照、GDP推計値は表2参照)。2020年度第3四半期以降、プラス成長を維持しており、世界的には中東情勢の混乱などがあったにもかかわらず、成長率は前年同期(6.9%)を上回った。

成長率を需要項目別にみると、個人消費を示す民間最終消費支出(GDP全体の5割以上を占める)は前年同期比7.1%となり、2025年度第1四半期の6.8%を上回った。また、設備投資などを示す総固定資本形成は11.9%となり、前年同期の5.8%から大きく加速した。個人消費の拡大が自動車、家電、消費財などの需要増加につながるほか、設備投資の拡大は製造業や建設関連産業の成長を後押しするとみられる。そのほか、輸出が前年同期比12.0%増となる一方、輸入は1.1%減となった。

産業部門別の総付加価値(GVA)成長率では、鉱業・採掘業を除く部門でプラス成長となった(添付資料表3参照、GVA推計値は表4参照)。特に製造業は、電子機器や自動車分野を中心とした生産拡大などを背景に、前年同期の8.3%から9.2%と加速した。また、第3次産業の成長率が高く、金融・保険、不動産・ビジネスサービスは12.1%となり、前年同期の8.8%を大きく上回った。このほか、貿易・ホテル・運送・通信・報道関連サービスも8.5%と高い成長率だった。

(町田早弥香)

(インド)

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2026年度第1四半期のGDP成長率は前年同期比7.8%

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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/09/5381cef5cec5626d.html

時系列

主な数値

2026年度第1四半期実質GDP成長率 7.8%
前年同期の実質GDP成長率 6.9%
民間最終消費支出の成長率 7.1%
2025年度第1四半期の民間最終消費支出の成長率 6.8%
総固定資本形成の成長率 11.9%
前年同期の総固定資本形成の成長率 5.8%
輸出の成長率 12.0%増
輸入の増減率 1.1%減
製造業のGVA成長率 9.2%
前年同期の製造業GVA成長率 8.3%
金融・保険、不動産・ビジネスサービスのGVA成長率 12.1%
前年同期の金融・保険、不動産・ビジネスサービスのGVA成長率 8.8%
貿易・ホテル・運送・通信・報道関連サービスのGVA成長率 8.5%

この事例から確認すべきポイント

本発表はインドの2026年度第1四半期の実質GDP成長率に関する公式統計であり、経済動向を把握する上で極めて重要なデータである。民間最終消費支出が7.1%に上昇し、総固定資本形成が11.9%と大きく加速していることから、現地における個人消費や設備投資の堅調さが示されている。インド市場に進出している企業や、自動車・家電・製造業・金融・不動産などの関連業界においては、現地需要の拡大を見据えた事業計画やサプライチェーン戦略の見直し、市場分析に活用すべき重要情報である。現時点で取得できた本文からは詳細な推計値の表などのすべてを確認できないため、実務上の詳細確認には公式出典や添付資料を参照することが求められる。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-09-04

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