第47回がん検診のあり方に関する検討会(議事録)
この発表の要点
- 高濃度乳房を含む乳房構成の通知に関する指針改正案が提示された。
- 自治体を対象とした追加アンケートでは、解説資料を提供している自治体は38%であった。
- 3学会監修のもと、説明資材や自治体向けQ&A、判定アトラスの整備が進められている。
企業・自治体への影響
自治体や医療機関の乳がん検診担当部門において、乳房構成の通知方法や受診者への情報提供、問い合わせ対応に関する体制見直しが必要となります。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。
対応すべきこと
- 厚生労働省の公式出典および公開される最新の指針・説明資材を確認する。
- 自治体および検診実施医療機関における通知方法や説明内容のすり合わせ状況を把握する。
- 受診者からの問い合わせ対応や情報提供体制の整備状況を確認する。
対象部門: 総務 法務
対応期限:夏頃を目途に周知予定
基本データ
| 企業・団体 | 厚生労働省 |
|---|---|
| 業界 | 医療・福祉 |
| 発表日 | 2026-07-16 |
| 分類 | 統計・調査データ |
発表された内容
令和8年7月16日(木)13時~15時
場所
オンライン
議題
(1)高濃度乳房含む乳房構成の通知について
(2)精密検査に係る指針上の記載について
(3)子宮頸がん検診に係る情報提供について
(4)報告事項
・攻めの予防医療におけるがん検診の取組の推進について
・がん検診情報の一体的な把握について
・HPV検査単独法の導入状況について
(5)その他
議事
○事務局 定刻となりましたので、ただいまより第47回「がん検診のあり方に関する検討会」を開催いたします。事務局の吉原でございます。
構成員の皆様方におかれましては、お忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
本日の検討会はYouTubeで配信しております。構成員の皆様方におかれましては、参加中は基本的にマイクをミュートにしていただきますよう、お願いします。また、発言の際にミュートを切って、初めにお名前をいただいてから御意見、御発言をいただくようにお願いいたします。
初めに、構成員の出欠状況でございます。現時点の構成員の定数10名に対しまして、10名全員の方に御出席いただいております。ありがとうございます。
また、本日は参考人として、国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所検診研究部長 小林望参考人、東北公済病院院長 石田孝宣参考人にも御出席をいただいております。
続きまして、資料の確認をさせていただきます。資料は厚生労働省のウェブサイトにも掲載しております。
議事次第、資料1から資料4-3と、参考資料1から参考資料7がございますので、御確認ください。資料の不足、落丁等ございましたら、事務局までお知らせください。資料の確認は以上です。
以上をもちまして撮影は終了とさせていただきますので、これ以降の映像等の撮影、使用はお控えいただきますよう、お願いいたします。
この後の進行は、山縣座長、お願いいたします。
○山縣座長 皆さん、こんにちは。山縣です。
早速ですが、議題(1)「高濃度乳房含む乳房構成の通知について」、資料1につきまして、事務局より説明をお願いします。
○事務局 事務局でございます。
資料1について、同じく事務局の山ノ井より御説明いたします。
お開きいただきまして、2ページ目です。
こちらは、前回の検討会資料の改変になります。対策型乳がん検診における乳房構成の通知について、前回の第46回の検討会においては、自治体の取組が進むよう3団体、すなわち、日本乳癌検診学会、日本乳癌学会、日本乳がん検診精度管理中央機構と連携し、今年の夏頃を目途に、自治体が乳房構成を通知する際に活用できる説明資材、QA等を作成するとともに、自治体に求められる体制等を整理して、自治体に周知するといった対応案を了承いただきました。
3ページ目です。
前回の検討会にて構成員から挙げられた意見として、乳房構成の通知をしている自治体において、その後取るべき対応を説明していない場合は、受診者を不安に陥らせるという不利益を生じている可能性がある。
乳房構成の方のがんリスクは、冷静な形で周知していくことが重要。
超音波検査についてどういったことを言及するのか、一般化された文章が求められるといったものがありました。
4ページになります。
前回実施したアンケート、自治体で実施する乳がん検診において、マンモグラフィによって判定されて乳房構成を対象者に通知していると回答した277自治体へ追加アンケートを行った結果です。
こちらは、左のグラフになりますが、マンモグラフィによって判定される乳房の構成について、対象者へ高濃度乳房について解説した説明資料を提供しているかという質問に対して、個別通知を行っている自治体のうち、対象者に乳房構成について解説した資料を提供している自治体は38%、約4割といった回答結果でした。
5ページ目です。
前回の検討会を踏まえ、3学会の会員により構成されるワーキンググループ監修のもと、自治体が乳房構成を通知する際に活用できる説明資材等の案を作成しました。
左の枠は、その検討体制になります。
監修された3学会構成員のメンバーは、以下の10名になります。
その他、がん経験者及び自治体のがん検診担当者の意見を聴取しました。
検討した資材では、参考資料にもあります住民向けの提供資材、自治体担当者向けのQ&Aのほか、研究班の作成した、乳房構成判定アトラスを、今後、改定が円滑にできるよう、日本乳癌検診学会を発行主体として改定予定としております。
また、右に示しておりますのが、ワーキンググループにて作成したリーフレットの案になります。
この説明資材においては、乳房構成とは何か、高濃度乳房の方のがんのリスク、高濃度乳房であったとしても、生活習慣に気をつけることや、ブレスト・アウェアネス、マンモグラフィを定期的に受けることが重要であることなどを分かりやすく記載しております。
こちらについての詳細は、参考資料3を御参照ください。
6ページ目になります。
指針の改正案として、赤字で記した文言の追加を提案いたします。
マンモグラフィ検査によって判定される乳房構成について、市町村は以下の要件を満たした上で、受診者に通知すること。
ここでのマニュアルというのは、先ほど申し上げました研究班で作成したアトラスを想定したものになります。
また、要件として、がん検診の受診勧奨の際に、当該自治体においては乳房構成を通知する旨を事前に伝えること。
乳房構成の通知に合わせて、乳房構成について適切な情報提供を行えること。
情報提供に当たっては、厚生労働省ホームページに公表している乳房構成に関する情報提供資材を参照すること。
対応に当たっては、通知を受けた受診者からの問い合わせを受け付けること。
対応に当たっては、厚生労働省が示す自治体担当者向けのQ&Aを参照すること。
以上を改正案として提示いたします。
事務局からは以上でございます。
○山縣座長 ありがとうございます。
それでは、ただいまの資料1「高濃度乳房含む乳房構成の通知について」につきまして、御質問、御意見がある方はお願いいたします。
挙手をしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
では、中野構成員からお願いいたします。
○中野構成員 ありがとうございます。
3月の方針に基づいて事務局で整理していただきました今回の改正案については、特に異論ございません。
細かいところなのですが、表現的に、6ページに示されている「結果の通知」の後の2行目ですが「乳房構成について」の後に「は」を入れたほうが読みやすいと思いました。
そして、今後、乳房構成判定アトラスが改訂されるとなっておりますが、この乳癌検診学会から、今後いつ頃、公表予定であるかということを分かる範囲で教えていただき、提示された段階ですぐ御提示いただけたらと思います。この点の御教示をお願いいたします。
以上でございます。
○山縣座長 ありがとうございます。
どうしましょう、事務局からお願いいたします。
○事務局 ありがとうございます。事務局でございます。
指針の修文について、ありがとうございます。また、アトラスについては、ワーキング及び乳癌検診学会と、今、御相談しているところでございます。こちらについて、今、参考に石田先生に入っていただきまして、乳癌学会でございますけれども、ワーキングの構成員として何かありますでしょうか。
○石田構成員 日本乳癌学会の理事長を務めております、石田でございます。
日本乳癌学会及び日本乳癌検診学会及び精度管理中央機構の3団体でワーキングを構成させていただいておりまして、笠原班で出来上がりました、このアトラスに関しまして、現状に合った形で微修正をさせていただきまして、このアトラス自体は、もう完成をいたしておりますので、公開自体は随時行うことができると考えております。
以上です。
○山縣座長 石田構成員、ありがとうございました。
それでは、よろしいでしょうか。
次に、黒瀨委員、お願いいたします。
○黒瀨構成員 ありがとうございます。日本医師会の黒瀨でございます。
何点か意見と、それから質問をさせていただきたいのですけれども、まず、ざっくばらんに申し上げて、乳房構成という言葉自体は、多分、相当国民の皆さんも聞き慣れない言葉であろうかと思います。ですから、このパンフレット等も、確かに乳房構成とはという説明を書いていただいてはいるのですけれども、できればもう少し分かりやすい表現をしていただければなというのと、これが、もう既に出来上がっているものだとすれば、やはり自治体と、それから実際に検査を行う医療機関とで情報交換をしながら、共通の説明の仕方といいますか、ある医療機関では、こう説明されたけれども、ある医療機関では、こう説明されたという何か違いがあると、受診者の皆様方も不安に思われますので、その辺りのすり合わせをしっかりしていただきたいと思いました。
それと、ここにも書いてありますように、がんである可能性は否定できない、あるいは見逃している可能性が否定できないという表現があると思うのですけれども、それで心配になった受診者の方が、超音波検査も併用するということになると、結局今の保険制度で言えば、自費負担で保険診療の対象にはならないのかと思うのですけれども、その辺りの説明も非常に難しいなと感じています。その点も含めて、先ほど申し上げたように、検診医療機関ないしは地域の自治体と医師会とが、しっかりとそういう説明の内容もすり合わせをしておいたほうがいいのではないかなと思いました。
あと、既にこの通知を
出典: 厚生労働省
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75750.html
時系列
- 2026-07-16 第47回「がん検診のあり方に関する検討会」がオンラインで開催された。
主な数値
| 構成員の定数 | 10名 |
|---|---|
| 個別通知を行っている自治体のうち解説資料を提供している割合 | 38% |
| 乳房構成について解説した説明資料を提供していると追加アンケートで回答した自治体数 | 277自治体 |
この事例から確認すべきポイント
本検討会では、対策型乳がん検診における乳房構成(高濃度乳房含む)の通知に関する指針改正案や、住民向け説明資材・自治体向けQ&Aの整備状況が議論されました。自治体における通知や情報提供のばらつき、受診者の不安や追加検査(超音波検査等)への対応といった実務上の課題が指摘されています。医療機関や自治体の関係部署においては、今後の正式な指針改正や公開される資材を踏まえ、正確かつ冷静な情報提供を行える体制の整備と連携確認が求められます。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-24
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