SKYSEA Client Viewにおける複数の脆弱性
この発表の要点
- SKYSEA Client ViewにSYSTEM権限でのコード実行やプロセス実行等の脆弱性(CVE-2024-41139、CVE-2024-41143、CVE-2024-41726)が確認された。
- 修正バージョンは Ver.19.3 である。
- Ver.17.0からVer.19.210.04eまでのユーザー向けに修正パッチが提供されている。
企業・自治体への影響
同製品を導入している企業・自治体において、端末にログイン可能なユーザーによる不正なコード・プロセス実行やファイル起動のリスクが存在する。情シス部門やIT管理者による早急なバージョン確認と対策が求められる。
対応すべきこと
- 自社で利用しているSKYSEA Client Viewのバージョンを確認する。
- Ver.19.3以降へのアップデートまたは対象バージョンに応じた修正パッチを適用する。
- 公式出典や開発者提供の情報を定期的に確認し、追加の対応事項がないか把握する。
対象部門: 情シス 総務
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | Sky株式会社 |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2024-07-29 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
2026年8月24日に再度修正されています。詳細はJVN#33423625を参照してください。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品のWindowsクライアントがインストールされたPCにログイン可能なユーザによって、次のような影響を受ける可能性があります。
特定のフォルダに細工されたDLLファイルを配置された場合、SYSTEM権限で任意のコードを実行される(CVE-2024-41139)
SYSTEM権限で任意のプロセスを実行される(CVE-2024-41143)
任意の実行ファイルを起動される(CVE-2024-41726)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
当該脆弱性は、SKYSEA Client View Ver.19.3で修正されています。
パッチを適用する
開発者は、SKYSEA Client View Ver.17.0からVer.19.210.04eまでのユーザ向けに修正パッチを提供しています。
詳しくは、開発者が提供する情報を確認してください。
ベンダ
リンク
Sky株式会社
【重要】特定プロセスにおけるアクセス制限不備の脆弱性(CVE-2024-41139) / 共有メモリを介したデータ交換におけるリクエスト発信元の検証欠如の脆弱性(CVE-2024-41143) / パストラバーサルの脆弱性(CVE-2024-41726)
Japan Vulnerability Notes JVN#33423625SKYSEA Client ViewおよびSKYMEC IT Managerにおける複数の脆弱性
この脆弱性情報は、下記の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。
報告者: GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 ルスラン サイフィエフ 氏、デニス ファウストヴ 氏
JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
CVE-2024-41139
CVE-2024-41143
CVE-2024-41726
JVN iPedia
JVNDB-2024-000074
2024/07/29
[影響を受けるシステム]および[対策方法]を更新しました
2026/08/24
[詳細情報]および[参考情報]を更新しました
Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.
出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/jp/JVN84326763/
時系列
- 2024-07-29 [影響を受けるシステム]および[対策方法]を更新しました
- 2026-08-24 [詳細情報]および[参考情報]を更新しました
この事例から確認すべきポイント
本件は、クライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View」に複数存在する脆弱性に関する情報である。ローカルのログインユーザーによる細工されたDLL配置や共有メモリを介したリクエスト検証の不備、パストラバーサル等により、SYSTEM権限でのコード・プロセス実行や任意の実行ファイル起動リスクが生じる。利用組織の情シス部門等は、対象バージョンの把握と速やかな最新版へのアップデートまたは修正パッチの適用を行う必要がある。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-24
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