サイバーセキュリティ

ヤマハ製VOCALOID6 Editorにおける複数の脆弱性

ヤマハ株式会社が提供するVOCALOID6 Editorのバージョン6.13.1およびそれ以前において、複数の脆弱性(CVE-2026-76131、CVE-2026-76137)が存在することが公表されました。ハードコードされた認証情報の使用および重要な機能に対する認証の欠如により、サーバーへの不正アクセスやローカルでの権限昇格のおそれがあります。開発者が提供する最新版へのアップデートが推奨されます。

この発表の要点

企業・自治体への影響

社内端末に該当製品が導入されている場合、サーバーへの不正アクセスやローカルでの権限昇格のリスクが生じるため、情報システム部門および総務部門での確認と対策が必要です。

対応すべきこと

対象部門: 総務 情シス

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 ヤマハ株式会社
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-08-21
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

公開日:2026/08/21 最終更新日:2026/08/21

JVNVU#90210212
ヤマハ製VOCALOID6 Editorにおける複数の脆弱性

ヤマハ株式会社が提供するVOCALOID6 Editorには、複数の脆弱性が存在します。

VOCALOID6 Editor バージョン 6.13.1およびそれ以前

ヤマハ株式会社が提供するVOCALOID6 Editorには、次の複数の脆弱性が存在します。

ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798)

CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 5.3
CVE-2026-76131

重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306)

CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 4.8
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 3.3
CVE-2026-76137

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

正規のVOCALOID6 Editorになりすまし、ヤマハのアクティベーションサーバーやコンテンツサーバーにアクセスされる(CVE-2026-76131)
実行中のVOCALOID6 Editorのインスタンスと同じローカルユーザーとして実行されている任意のプロセスによって、ローカルの名前付きパイプを介して権限昇格される(CVE-2026-76137)

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ

リンク

ヤマハ株式会社

ダウンロード – ボーカロイド公式|エディター・ボイスバンク購入|歌声制作|サポート情報

この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:Zero 氏

JPCERT 緊急報告

JPCERT REPORT

CERT Advisory

CPNI Advisory

TRnotes

CVE

CVE-2026-76131

CVE-2026-76137

JVN iPedia

Copyright (c) 2000-2026 JPCERT/CC and IPA. All rights reserved.

出典: jvn@jvn.jp
URL: https://jvn.jp/vu/JVNVU90210212/

時系列

この事例から確認すべきポイント

本件は、ヤマハ株式会社が提供する音楽制作ソフトウェア「VOCALOID6 Editor」に複数の脆弱性が確認された事案です。ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798)および重要な機能に対する認証の欠如(CWE-306)に起因し、サーバーへの不正アクセスやローカルでの権限昇格のリスクがあります。企業や組織において当該製品を導入している場合、不正アクセスや端末の乗っ取りなどのセキュリティインシデントにつながるおそれがあるため、情報システム部門等を中心に対象端末の洗い出しと速やかなアップデート実施の確認が不可欠です。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-21

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