イスラエルの第2四半期GDP成長率、前期比年率15.4%、個人消費・輸出の回復で大幅反発
この発表の要点
- 2026年第2四半期の実質GDP成長率は前期比年率15.4%の大幅反発となった。
- 個人消費が14.7%増、政府支出が19.5%増となり、内需が大きく回復した。
- ICT分野への投資が181.4%増、ダイヤモンドを除く財輸出が55.2%増を記録した。
企業・自治体への影響
イスラエル市場に関連する製造業、IT・通信、貿易などの業種や経営・営業部門において、現地経済の急回復および特定セクター(ICTや輸出入)の動向を踏まえた事業計画や調達・販売戦略の見直しが必要となる。
対応すべきこと
- 公式出典で現地経済統計の詳細を確認する
- イスラエル向け事業やサプライチェーンへの影響を関係部門へ共有する
- 中東情勢および現地関連の最新情報を継続的にモニタリングする
対象部門: 経営者 総務 法務 広報
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | イスラエル中央統計局(CBS) |
|---|---|
| 業界 | 経済・産業トレンド |
| 発表日 | 2026-08-18 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月18日
イスラエル中央統計局(CBS)は8月16日、2026年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率が前期比年率15.4%(季節調整済み)となり、第1四半期のマイナス成長(2026年5月20日記事参照)から大幅に回復したと発表した。同局は今回の高成長について、イランとの軍事衝突(2026年3月2日記事参照)の影響で第1四半期に落ち込んだ個人消費や政府支出、財・サービス輸出が反発したことが主因としている。
需要項目では、個人消費が年率14.7%増、政府支出が19.5%増となり、内需が大きく回復した。1人当たりGDPも14.0%増となった。企業部門の付加価値生産額は16.6%増となった。
固定資産投資は年率6.3%増となった。特に情報通信技術(ICT)分野への投資は181.4%増と大幅に拡大した。住宅投資は19.4%増、機械・設備投資も23.5%増となり、企業の設備投資需要が堅調に推移した。
外需では、財・サービス輸出全体が前期比年率35.2%増となった。内訳をみると、ダイヤモンドを除く財輸出が55.2%増と大幅に拡大したほか、サービス輸出も22.7%増となった。一方、財・サービス輸入も27.0%増加しており、このうち民間向け財輸入は35.9%増となった。
同局はまた、軍事衝突による四半期ごとの変動が大きいことから、2026年上半期(1~6月)と2025年下半期(7~12月)を比較することが有用だとしている。この比較では実質GDP成長率は年率3.2%(季節調整済み)となった。個人消費は0.4%減少した一方、固定資産投資は10.6%増、財・サービス輸出は13.7%増となった。
イスラエルの軍事衝突の関連情報は、イスラエルとハマスの衝突に関する動き、各国の反応、イスラエル・米国とイランの衝突を巡る中東情勢関連情報を参照。
(中溝丘)
(イスラエル、イラン)
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イスラエルの第2四半期GDP成長率、前期比年率15.4%、個人消費・輸出の回復で大幅反発
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/916e704dcbe8503b.html
時系列
- 2026-08-16 イスラエル中央統計局(CBS)が2026年第2四半期の速報値を発表
主な数値
| 2026年第2四半期実質GDP成長率(前期比年率・季節調整済み) | 15.4% |
|---|---|
| 個人消費増加率(前期比年率) | 14.7%増 |
| 政府支出増加率(前期比年率) | 19.5%増 |
| 1人当たりGDP増加率 | 14.0%増 |
| 企業部門付加価値生産額増加率 | 16.6%増 |
| 固定資産投資増加率(前期比年率) | 6.3%増 |
| ICT分野投資増加率 | 181.4%増 |
| 住宅投資増加率 | 19.4%増 |
| 機械・設備投資増加率 | 23.5%増 |
| 財・サービス輸出増加率(前期比年率) | 35.2%増 |
| ダイヤモンドを除く財輸出増加率 | 55.2%増 |
| サービス輸出増加率 | 22.7%増 |
| 財・サービス輸入増加率 | 27.0%増 |
| 民間向け財輸入増加率 | 35.9%増 |
| 2026年上半期と2025年下半期の比較における実質GDP成長率(年率) | 3.2% |
| 2026年上半期と2025年下半期の比較における個人消費増減率 | -0.4% |
| 2026年上半期と2025年下半期の比較における固定資産投資増加率 | 10.6%増 |
| 2026年上半期と2025年下半期の比較における財・サービス輸出増加率 | 13.7%増 |
この事例から確認すべきポイント
イスラエルの2026年第2四半期GDP統計は、前四半期の軍事衝突による落ち込みからの急激な経済的反発を示している。特筆すべきは、ICT分野への投資が181.4%増と急拡大した点や、ダイヤモンドを除く財輸出が55.2%増を記録するなど、特定のセクターにおいて非常に強い回復力が見られることである。実務や広報の観点からは、四半期ごとの大きな変動リスクに加え、上半期と前年下半期の比較による通期のトレンドも併せて把握し、中東情勢がサプライチェーンや現地ビジネスに与える影響を継続的にモニタリングすることが求められる。現時点で取得できた本文からは、詳細を確認できませんでした。詳細は公式出典をご確認ください。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-18
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