TMHG、米インディアナ州に電動フォークリフト新工場開設
この発表の要点
- TMHGは米国インディアナ州に電動フォークリフトの新工場を開設し、2026年7月から生産を開始した。
- 新工場への総投資額は1億ドルで、140人超の新規雇用を創出する見込み。
- 北米市場における電動フォークリフトの需要増加に対応するための戦略的投資である。
企業・自治体への影響
マテリアルハンドリング機器製造業、物流業、およびフォークリフトを設備として利用する製造業全般に影響があります。電動化の進展は、関連企業の製品開発やサプライチェーン戦略、設備投資計画に影響を与える可能性があります。特に、北米市場での競争環境や供給体制の変化に注目が必要です。
対応すべきこと
- 自社の事業領域における電動化トレンドの進捗状況を確認する。
- マテリアルハンドリング機器のサプライヤー動向を継続的に監視する。
- 物流・製造部門は、電動フォークリフト導入のメリット・デメリットを再評価し、設備投資計画に反映させる。
対象部門: 経営者 広報 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | トヨタ マテリアル ハンドリング グループ(TMHG) |
|---|---|
| 業界 | マテリアルハンドリング機器製造業 |
| 発表日 | 2026-08-14 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年08月14日
トヨタ マテリアル ハンドリング グループ(TMHG)は8月5日、米国インディアナ州コロンバスで電動フォークリフトを生産する新工場の開所式を開催した。
新工場では、トヨタブランドと豊田自動織機傘下の米フォークリフトメーカー「レイモンド」ブランド向けの電動フォークリフトを製造する。総投資額は1億ドルで、製造拠点拡大に向けた同社最大規模の投資となる。工場面積は29万5,000平方フィート(約2万7,000平方メートル)で、140人超の新規雇用を創出する見込みだ。これにより、コロンバス拠点の総面積は約190万平方フィート(約17万7,000平方メートル)に拡大する。建設は2024年に着工し、2026年7月から生産を開始している。
開所式には同社の親会社である豊田自動織機の伊藤浩一社長や、インディアナ州のマイク・ブラウン知事(共和党)らが出席した。ブラウン知事は、トヨタ マテリアル ハンドリング ノース アメリカ(TMHNA)が1990年の進出以来、コロンバス拠点へ累計6億ドル超を投資してきたと説明し、「今回の投資による雇用創出と製造業イノベーションの進展を期待している」と述べた。
フォークリフトは工場や倉庫などで電源にアクセスしやすい場所で使用されることが多く、電動化が進展した。TMHNAのブレット・ウッド社長兼最高経営責任者(CEO)は、「2023年には北米で販売されたフォークリフトの66%が電動式だった。現在は約70%に達しており、2035年までに80%へ近づく可能性がある。この新工場はそうした電動化の流れに対応するためのものだ」と述べた。
TMHNAによると、北米で販売されるフォークリフトの3台に1台以上を同社が製造している。新工場の稼働により、生産能力のさらなる増強を図る構えだ。
(坂井愛子)
(米国)
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TMHG、米インディアナ州に電動フォークリフト新工場開設
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/08/3c4dbe46c0b41706.html
時系列
- 2024 新工場建設着工
- 2026-07 新工場での生産開始
- 2026-08-05 米国インディアナ州コロンバスで電動フォークリフト新工場の開所式開催
主な数値
| 新工場総投資額 | 100000000ドル |
|---|---|
| 新工場面積 | 295000平方フィート |
| 新工場面積(メートル) | 27000平方メートル |
| 新規雇用創出見込み | 140人超 |
| コロンバス拠点総面積(新工場稼働後) | 1900000平方フィート |
| コロンバス拠点総面積(メートル、新工場稼働後) | 177000平方メートル |
| TMHNAのコロンバス拠点への累計投資額(1990年進出以来) | 600000000ドル超 |
| 2023年北米販売フォークリフトの電動式割合 | 66パーセント |
| 現在の北米販売フォークリフトの電動式割合 | 70パーセント |
| 2035年までの北米販売フォークリフトの電動式割合予測 | 80パーセント |
この事例から確認すべきポイント
本発表は、マテリアルハンドリング業界における電動化の加速と、それに対応する企業の戦略的投資の重要性を示しています。北米市場での電動フォークリフトの需要が急速に高まる中、TMHGの大型投資は、市場の変化を捉え、生産能力を増強することで競争優位を確立しようとするものです。特に、工場や倉庫での電源アクセス容易性から電動化が進むという市場分析は、今後の物流・製造業の設備投資動向を予測する上で重要な視点となります。また、地域経済への貢献(雇用創出)も強調されており、企業活動が地域社会に与える影響も考慮されています。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-08-14
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