サイバーセキュリティ

Weekly Report: JPCERT/CCが「TSUBAMEレポート Overflow(2026年4-6月)」を公開

JPCERT/CCは2026年8月5日、Weekly Reportを公開しました。本レポートでは、2026年7月26日から8月1日までの期間に確認された、Microsoft Edge、Ruby on Rails、Adobe製品、Cisco Secure Firewall Management Center、Google Chrome、GitLab、Node.js、Joomla!向け拡張機能Balbooa Forms、Samba、IBM WebSphere Application Server、JFrog Artifactory、VeloCloud Orchestrator、Apple製品、WordPress用プラグインLoco Translateなど、複数の製品・サービスにおける脆弱性情報がまとめられています。一部の脆弱性では、エクスプロイトコードの公開や攻撃の確認が報告されており、修正済みバージョンへの更新が推奨されています。また、JPCERT/CCが「TSUBAMEレポート Overflow(2026年4-6月)」を公開したことも報告されています。

この発表の要点

企業・自治体への影響

本発表は、Microsoft Edge、Ruby on Rails、Adobe製品、Cisco Secure Firewall Management Center、Google Chrome、GitLab、Node.js、Joomla!向け拡張機能、Samba、IBM WebSphere Application Server、JFrog Artifactory、VeloCloud Orchestrator、Apple製品、WordPress用プラグインなど、広範なIT製品・サービスを利用する全ての企業・自治体に影響します。特に情報システム部門やセキュリティ担当部門は、自社環境における対象製品の有無と、脆弱性への対応状況を速やかに確認する必要があります。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 情シス 広報

対応期限:速やかに確認

基本データ

企業・団体 JPCERT/CC
業界 IT・ソフトウェア
発表日 2026-08-05
分類 サイバーセキュリティ

発表された内容

JPCERT-WR-2026-0805
JPCERT/CC
2026-08-05

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■07/26(日)〜08/01(土) のセキュリティ関連情報
目 次

【1】Microsoft Edgeに複数の脆弱性

【2】Ruby on Railsにリモートコード実行につながる脆弱性

【3】複数のAdobe製品に脆弱性

【4】Cisco Secure Firewall Management Centerソフトウェアに脆弱性

【5】Google Chromeに複数の脆弱性

【6】GitLabに複数の脆弱性

【7】Node.jsに複数の脆弱性

【8】Joomla!向けの拡張機能Balbooa Formsにリモートコード実行につながる脆弱性

【9】Sambaに複数の脆弱性

【10】IBM WebSphere Application Serverに複数の脆弱性

【11】JFrog Artifactoryに複数の脆弱性

【12】VeloCloud Orchestratorに複数の脆弱性

【13】複数のApple製品に脆弱性

【14】WordPress用プラグインLoco Translateにクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

【15】JPCERT/CCが「TSUBAMEレポート Overflow(2026年4-6月)」を公開

※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/

【1】Microsoft Edgeに複数の脆弱性

情報源

Release notes for Microsoft Edge Security Updates
Release notes for Microsoft Edge Security Updates

概要
Microsoft Edgeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Release notes for Microsoft Edge Security Updates
Release notes for Microsoft Edge Security Updates

【2】Ruby on Railsにリモートコード実行につながる脆弱性

情報源

Ruby on RailsのActive Storageにおけるリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-66066)に関する注意喚起

概要
Ruby on Railsには、リモートコード実行につながる脆弱性(通称:KindaRails2Shell)があります。Ruby on Railsで作成され、特定の条件を満たすアプリケーションが影響を受けます。開発者は、本脆弱性のエクスプロイトコードが公開されていることを確認しており、脆弱性の詳細をすでに公表しています。この問題への対応として、修正済みのバージョンへの更新とあわせて、侵害の有無の確認を推奨します。詳細は、JPCERT/CCの注意喚起や関連文書に掲載している開発者などが提供する情報を確認してください。
関連文書

Possible arbitrary file read and remote code execution in Active Storage variant processing
### ImpactIn its default configuration, a Rails application that displays image variants may allow anunauthenticated att...

【3】複数のAdobe製品に脆弱性

情報源

Adobe Security Bulletin
Security updates available for Adobe Campaign Classic | APSB26-114

概要
複数のAdobe製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Adobe PSIRT
Adobe Product Security Incident Response Team (PSIRT)

【4】Cisco Secure Firewall Management Centerソフトウェアに脆弱性

情報源

Cisco Secure Firewall Management Center Software Static Credential Vulnerability
A vulnerability in the web interface of Cisco Secure Firewall Management Center (FMC) Software could allow an unauthenti...

概要
Cisco Secure Firewall Management Centerソフトウェアには、脆弱性があります。開発者は、今回修正された脆弱性を悪用した攻撃を確認しているとのことです。この問題は、当該製品にパッチを適用することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【5】Google Chromeに複数の脆弱性

情報源

Stable Channel Update for Desktop
?? The Stable channel has been updated to 151.0.7922.71/.72 for Windows and Mac and?? 151.0.7922.71??for Linux, which wi...

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【6】GitLabに複数の脆弱性

情報源

GitLab Patch Release: 19.2.1, 19.1.3, 19.0.5 | GitLab Docs
Learn more about GitLab Patch Release: 19.2.1, 19.1.3, 19.0.5 for GitLab Community Edition (CE) and Enterprise Edition (...

概要
GitLabには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【7】Node.jsに複数の脆弱性

情報源

Node.js — Wednesday, July 29, 2026 Security Releases
Node.js® is a free, open-source, cross-platform JavaScript runtime environment that lets developers create servers, web ...

概要
Node.jsには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【8】Joomla!向けの拡張機能Balbooa Formsにリモートコード実行につながる脆弱性

情報源

Balbooa Joomla Forms Signature Field Security Release
Learn about the Balbooa Joomla Forms Signature Field Security Release, the vulnerability that was fixed, affected versio...

概要
Joomla!向けの拡張機能Balbooa Formsには、認証なしでリモートコード実行につながる脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。また、予防措置として、不審なPHPファイルが存在しないか確認することが推奨されています。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【9】Sambaに複数の脆弱性

情報源

Samba - Latest News
Home of Samba, the SMB file server

概要
Sambaには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【10】IBM WebSphere Application Serverに複数の脆弱性

情報源

Security Bulletin: IBM WebSphere Application Server is affected by an unsafe deserialization and exposure of sensitive information (CVE-2026-14512, CVE-2026-14528 )
IBM WebSphere Application Server is affected by an unsafe deserialization and exposure of sensitive information.

概要
IBM WebSphere Application Serverには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【11】JFrog Artifactoryに複数の脆弱性

情報源

Artifactory Self-Hosted Releases
This section contains the Release Notes for Artifactory Self-Hosted releases.

概要
JFrog Artifactoryには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。

【12】VeloCloud Orchestratorに複数の脆弱性

情報源

Security Advisory 0144 - Arista
July 27, 2026 VeloCloud Orchestrator (VCO) on-prem has a security issue where this issue may allow a remote attacker to ...

概要
VeloCloud Orchestratorには、複数の脆弱性があります。開発元によると、今回修正された一部の脆弱性が悪用された可能性があるとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

Security Advisory 0145 - Arista
July 27, 2026 SQL injection enabling server-side request forgery in a VeloCloud Orchestrator (VCO) flow metrics API meth...

【13】複数のApple製品に脆弱性

情報源

iOS 26.6およびiPadOS 26.6のセキュリティコンテンツについて - Apple サポート (日本)
iOS 26.6およびiPadOS 26.6のセキュリティコンテンツについて説明します。

概要
複数のApple製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

ht

出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260805.html#15

時系列

主な数値

報告された脆弱性情報の件数 15件
Weekly Reportの対象期間 2026-07-26から2026-08-01期間
TSUBAMEレポート Overflowの対象期間 2026年4月から6月期間

この事例から確認すべきポイント

JPCERT/CCのWeekly Reportは、企業が最新のサイバーセキュリティ脅威と脆弱性情報を継続的に把握し、適切な対策を講じる上で不可欠な情報源です。本レポートで指摘された複数の製品・サービスにおける脆弱性は、広範なIT環境に影響を及ぼす可能性があり、特にRuby on Rails、Cisco Secure Firewall Management Center、VeloCloud Orchestratorのように、エクスプロイトコードの公開や攻撃の確認が報告されているケースでは、速やかな修正プログラムの適用と、侵害の有無の確認が喫緊の課題となります。企業は、自社が利用する製品・サービスが影響を受けるかを確認し、開発元が提供する情報を参照して、修正済みバージョンへの更新を計画・実行する必要があります。また、「TSUBAMEレポート Overflow」のような定期的な脅威動向分析レポートも活用し、自社のセキュリティ対策の継続的な見直しと強化に努めることが、リスク軽減に繋がります。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-08-05

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