行政処分・コンプライアンス

第95回がん対策推進協議会(議事録)

厚生労働省は令和8年6月18日に第95回がん対策推進協議会を開催し、第4期がん対策推進基本計画の中間評価報告書案について議論しました。報告書案は、計画の主旨、中間評価の主旨、中間評価結果、そして次期計画に向けた方向性で構成されています。特に、患者体験調査に基づく一部指標の判定方法が変更され、質問紙の変更を考慮し「*」で表示されることなどが説明されました。最終版ではコア指標が明示される予定です。

この発表の要点

企業・自治体への影響

医療機関、製薬企業、医療機器メーカー、介護・福祉サービス事業者、および自治体のがん対策担当部署は、本協議会の議論内容と中間評価報告書(最終版)を注視する必要があります。今後のがん医療提供体制、患者支援、研究開発の方向性、地域がん対策に影響を与える可能性があり、事業戦略や政策立案に反映が求められます。

対応すべきこと

対象部門: 経営者 広報

対応期限:要確認

基本データ

企業・団体 厚生労働省
業界 医療・ヘルスケア
分類 行政処分・コンプライアンス

発表された内容

令和8年6月18日(木) 15:00 ~17:00

場所

ハイブリッド開催

議題

(1)第4期がん対策推進基本計画について

・第4期がん対策推進基本計画中間評価報告書案について
(2)その他

議事

○大井課長補佐 それでは、定刻となりましたので、ただいまより「第95回がん対策推進協議会」を開催いたします。
委員の皆様方におかれましては、お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
事務局を務めます健康・生活衛生局がん・疾病対策課の大井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、本協議会はYouTubeにて配信しております。ウェブ参加の委員の皆様方におかれましては、参加中、基本的にマイクをミュートにしていただき、御発言の際には挙手ボタンで挙手いただきまして、事務局もしくは会長から指名がございましたら、初めにお名前をいただいてから御意見、御発言いただくようお願いいたします。また、会場から参加されている委員の皆様方におかれましては、挙手いただき、事務局もしくは会長から指名がございましたら、同じく初めにお名前をいただいてから御意見、御発言いただくようお願いいたします。
それでは、委員の方々の出欠状況について御報告いたします。
本日は、黒瀨委員、中山委員より御欠席の連絡をいただいております。
また、鶴岡委員は遅れての御出席と御連絡をいただいております。
続きまして、資料の確認をさせていただきます。資料は厚生労働省のウェブサイトにも掲載しております。議事次第、資料1-1、資料1-2及び参考資料1~13がございますので、御確認ください。
以上をもちまして撮影は終了とさせていただきますので、これ以降の映像等の撮影、使用はお控えいただきますよう、御協力をお願いいたします。
この後の進行は、土岐会長、よろしくお願いいたします。
○土岐会長 皆様、本日は大変お忙しい中、現地、そして、ウェブから本会に出席いただきまして、誠にありがとうございます。
それでは、いよいよ今回が最後の議論となっておりますが、「第4期がん対策推進基本計画」の中間評価につきまして、議論を始めたいと思います。
議題1でございます。「第4期がん対策推進基本計画中間評価報告書案」について議論をしてまいりたいと思います。
まずは、事務局から資料1-1と資料1-2について、説明をよろしくお願いいたします。
○大井課長補佐 それでは、「第4期がん対策推進基本計画中間評価報告書案」について御説明いたします。
資料は1-1を御覧ください。
こちらは中間評価報告書(案)となっております。こちらにつきましては、昨年7月からの協議会におきまして、分野ごとに御議論いただきました資料を基に作成しております。
過去の協議会で分野ごとに御議論いただきました資料としましては、本日の参考資料10~13をお配りしておりますので、御参照ください。
次、「目次」をお願いいたします。
まずこちらで、中間評価報告書(案)の構成を御説明いたします。
報告書(案)は、第1章から第4章で構成しております。
第1章は第4期がん対策推進基本計画の主旨、第2章は中間評価の主旨、第3章は中間評価について記載をしております。
次のページお願いいたします。
こちら、第4章「おわりに」(第5期基本計画に向けて)につきましては、次期計画に向けた方向性を整理し、記載をしております。
次、1ページお願いいたします。
「第1章 第4期基本計画の主旨」といたしまして、こちらは、第4期基本計画の「はじめに」と中間評価に係る部分を記載しております。
次、3ページをお願いいたします。
こちら、「第2章 中間評価の主旨」といたしまして、ロジックモデルを活用した評価を行うこと、その評価結果を踏まえて課題を抽出し、必要に応じて施策に反映することを検討する旨記載をしております。
次、4ページお願いいたします。
ここからは「第3章 中間評価」「I 要旨」として、各分野別目標の達成に向けた今後の取組の方向性について記載をしております。
次、少しページ飛びます。7ページお願いいたします。
ここからは、これまでの協議会や協議会後にいただきました御意見を踏まえまして、報告書を作成しております。
「Ⅱ全体目標と分野別目標についての進捗状況」といたしまして、こちらは、これまでの協議会で各分野の議論の際にお示しした参考資料10~13の内容を記載しております。
また、今回、中間評価報告書(案)を作成するに当たり、前回から判定方法を変更した事項を下の注釈に記載しております。前回までは、ベースライン値と中間測定値を比較するに当たり、A~Dの判定を記載しておりましたが、患者体験調査に基づく指標の測定に当たっては、第2回患者体験調査と第3回患者体験調査との間で、質問紙の内容や選択肢の変更があったことから、2時点の差をもって、改善傾向または後退傾向と解釈するのではなく、参考値として慎重に解釈する必要があるため、当該指標については「*」を判定に表示しております。
次、11ページお願いいたします。
こちら、「*」に変更した指標といたしまして、最終アウトカム指標の000010番から000012番について記載をしております。000010番でございますが、こちら、「現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合」を指標としておりまして、ベースライン値70.5%、中間測定値79.0%としていたところ、こちらは選択肢の変更があったことから、判定には「*」を記載しております。
また、注釈につきましては、それぞれの設問紙がどのように変更があったかを記載しております。例えば、000010番の70.5%のところに注釈4と記載しておりますが、下の4のところにそちらの設問紙、選択肢を記載しておりますので、御参照ください。
次に、分野ごとの記載について御覧いただきますが、その前に、報告書の記載ルールをもう一度確認しておきたいと思います。
資料変わりまして、参考資料9「第4期がん対策推進基本計画中間評価(案)の作成と流れ」を御覧ください。8ページでございます。
各分野の報告書の作成に当たっては、こちらのスライドのとおりとなっておりますが、まず左に記載しておりますが、【個別目標】各分野に設定されている全ての指標についての判定一覧を記載、分野別アウトカム指標は、コア指標も含めて全ての指標を記載、中間アウトカム、アウトプット指標は、コア指標と、C判定、後退傾向であった指標を記載しております。
次、9ページお願いいたします。
進捗状況の評価といたしましては、施策の評価として、コア指標と設定されているアウトプット指標にひもづく施策や、C判定後退傾向であった指標にひもづく施策に着目して、評価を記載しております。
また、下段の「がん対策推進協議会として関連学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項」につきましては、協議会や事後にいただきました御意見を踏まえまして、今後推進すべき事項を記載しております。
参考資料10~13は、これまでの協議会でお示しした資料となっております。
1つ例としてご覧いただきます。
変わりまして、参考資料11をお願いいたします。
こちら6ページとなります。
こちらは10月の協議会でお示した資料となっております。こちらの資料に、協議会や事後の御意見を踏まえまして修正した箇所を赤字で記載をしております。
次、この参考資料の8ページをお願いいたします。
特に下の<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>につきましては、修正、追記した部分を赤字として示しております。内容を追記した部分につきましては、後ほど御説明いたします。
資料1-1に戻ります。こちら31ページをお願いいたします。
先ほど、参考資料11で修正したものを、こちらの資料1-1の31ページから記載しております。
「2.患者本位で持続可能ながん医療の提供」「(1)がん医療提供体制等」につきましては、まず最初に、個別目標を記載しております。
マル1「医療提供体制の均てん化・集約化について」は、進捗状況として、この分野の全ての指標の判定一覧を記載しております。
次、32ページお願いします。
分野別アウトカムについては、全ての指標について記載、中間アウトカム、アウトプットについては、コア指標とC判定であった指標を記載しております。
次、34ページお願いいたします。
指標一覧の後ろには、各分野の進捗状況を記載しております。
次、35ページお願いいたします。
分野の最後には、「がん対策推進協議会として関連学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項」を記載しております。各分野の構成につきましては、同じ構成で記載となっておりますので、御参照ください。
次、ページ飛びます。資料1-1の112ページお願いいたします。
こちら、「第4章 おわりに(第5期計画に向けて)」として、これまでの協議会でいただきました御意見を踏まえまして、次期計画に向けた方向性を6つに整理し、記載しております。詳細につきましては、後ほど御説明いたします。
今回お示ししております中間評価報告書(案)では、コア指標として、以前の資料では★マークを記載しておりましたが、今回の資料にはまだ★マークは示しておりません。最終版では、コア指標と分かるように表示をする予定としております。
また、中間評価報告書の公表に際しましては、本日配布しております参考資料6「第4期がん対策推進基本計画施策に対する取組一覧」及び参考資料7-1「第4期がん対

出典: 厚生労働省
URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74895.html

時系列

主な数値

現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合(ベースライン値) 70.5%
現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合(中間測定値) 79.0%

この事例から確認すべきポイント

第95回がん対策推進協議会では、国の重要政策である第4期がん対策推進基本計画の中間評価報告書案が議論されました。この報告書は、これまでの計画の進捗状況を評価し、次期計画への方向性を示す重要な文書です。特に注目すべきは、患者体験調査に基づく指標の評価方法が変更された点です。質問紙の内容や選択肢の変更があった場合、単純な数値比較ではなく「*」で表示し、慎重な解釈を促す方針は、評価の客観性と透明性を高める上で重要です。企業や自治体は、この中間評価の結果が、今後のがん医療提供体制や患者支援策にどのように反映されるかを注視し、自社の事業戦略や地域のがん対策に影響がないか確認する必要があります。最終版の報告書でコア指標が明示されることで、重点施策がより明確になるでしょう。

公式出典

更新履歴

公開日: 2026-07-24

関連事例

自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?

無料でプレスリリースを掲載する