Weekly Report: JPCERT/CCが「APT-C-60による2026年の攻撃」を公開
この発表の要点
- JPCERT/CCが多数のIT製品における複数の脆弱性情報をWeekly Reportで公開した。
- WordPressのリモートコード実行につながる脆弱性やSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性については、既に悪用が確認されている。
- Cisco製品の一部では、正式パッチの提供が2026年9月となる予定である。
企業・自治体への影響
IT製品を利用する企業や自治体は、自社システムに本レポートで指摘された脆弱性のある製品が含まれていないか緊急に確認する必要があります。特に、悪用が確認されているWordPressやSonicWallの脆弱性は、情報漏えいやシステム停止といった重大なセキュリティインシデントに直結する可能性があり、事業継続に大きな影響を及ぼす恐れがあります。
対応すべきこと
- 自社で利用しているIT製品が本レポートに記載されているか、または関連する脆弱性の影響を受けるかを確認する。
- 該当する製品がある場合、開発元が提供する修正済みバージョンへの速やかな更新を計画し、実施する。
- WordPressやSonicWallの脆弱性については、悪用が確認されているため、緊急で対応を検討し、侵害調査の参考情報を確認する。
- Cisco製品の一部のようにパッチ提供が遅れる場合は、正式パッチ提供までの期間における代替の緩和策や監視体制の強化を検討する。
対象部門: 情シス 経営者 広報
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | JPCERT/CC |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-07-23 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
JPCERT-WR-2026-0723
JPCERT/CC
2026-07-23
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■07/12(日)〜07/18(土) のセキュリティ関連情報
目 次
【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性
【2】Google Chromeに複数の脆弱性
【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性
【4】複数のSplunk製品に脆弱性
【5】複数のCisco製品に脆弱性
【6】Drupal coreに複数の脆弱性
【7】複数のZoom製品に脆弱性
【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性
【9】複数のFortinet製品に脆弱性
【10】複数のSAP製品に脆弱性
【11】Firefoxに複数の脆弱性
【12】複数のAdobe製品に脆弱性
【13】JPCERT/CCが2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」を公開
【14】複数のマイクロソフト製品に脆弱性
【15】JPCERT/CCが「APT-C-60による2026年の攻撃」を公開
※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/
【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
WordPressには、認証なしでリモートコード実行につながる脆弱性(通称:wp2shell)があります。複数のセキュリティ企業が本脆弱性の悪用を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。複数のセキュリティ企業から侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

【2】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性
情報源
概要
VMware Avi Load Balancerには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【4】複数のSplunk製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSplunk製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【5】複数のCisco製品に脆弱性
情報源
概要
複数のCisco製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新、またはホットパッチを適用することで解決します。ただし、Cisco Identity Services EngineおよびCisco ISE Passive Identity Connectorは、2026年9月に正式パッチが提供される予定です。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【6】Drupal coreに複数の脆弱性
情報源
概要
Drupal coreには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【7】複数のZoom製品に脆弱性
情報源
概要
複数のZoom製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性
情報源
概要
SonicWallが提供するSMA1000シリーズには、複数の脆弱性があります。SonicWallによると、今回修正された脆弱性を悪用する攻撃を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。SonicWallや他のセキュリティ企業から、侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書


【9】複数のFortinet製品に脆弱性
情報源
概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【10】複数のSAP製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【11】Firefoxに複数の脆弱性
情報源

概要
Firefoxには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を開発者が提供する修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【12】複数のAdobe製品に脆弱性
情報源
出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260723.html#15
時系列
- 2026-07-02 Splunk製品の脆弱性に関するアドバイザリが公開される
- 2026-07-12 JPCERT/CC Weekly Reportのセキュリティ関連情報対象期間開始
- 2026-07-17 VolexityがSonicWall SMA1000のゼロデイ脆弱性悪用に関するブログ記事を公開
- 2026-07-18 WordPress 7.0.2がリリースされ、リモートコード実行につながる脆弱性が修正される
- 2026-07-18 JPCERT/CC Weekly Reportのセキュリティ関連情報対象期間終了
- 2026-07-23 JPCERT/CC Weekly Report 2026-07-23が公開される
この事例から確認すべきポイント
JPCERT/CCが公開したWeekly Report 2026-07-23は、WordPress、Google Chrome、VMware、Splunk、Cisco、Drupal、Zoom、SonicWall、Fortinet、SAP、Firefox、Adobe、Microsoftといった広範なIT製品における複数の脆弱性情報を網羅している。特にWordPressのリモートコード実行につながる脆弱性(wp2shell)とSonicWall SMA1000シリーズの脆弱性については、複数のセキュリティ企業が悪用を確認していると報告されており、これらの製品を利用する組織には緊急性の高い対応が求められる。Cisco製品の一部では正式パッチの提供が2026年9月とされているため、それまでの期間における代替の緩和策や監視強化が重要となる。企業は、自社が利用する製品の脆弱性情報を定期的に確認し、迅速なパッチ適用やセキュリティ対策の実施を継続的に行う必要がある。また、JPCERT/CCのような信頼できる情報源からの最新情報を常に把握することが、サイバーセキュリティリスク管理において不可欠である。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-23
関連事例
- Weekly Report: Drupal coreに複数の脆弱性
- Weekly Report: VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性
- Weekly Report: Firefoxに複数の脆弱性
- Weekly Report: 複数のZoom製品に脆弱性
- Weekly Report: SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性
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