Weekly Report: Drupal coreに複数の脆弱性
この発表の要点
- JPCERT/CCが2026年7月12日〜18日のセキュリティ情報をまとめたWeekly Reportを公開した。
- Drupal coreを含む多数の製品に複数の脆弱性が報告されており、修正済みバージョンへの更新が推奨されている。
- WordPressやSonicWall製品の脆弱性については、既に悪用が確認されている。
企業・自治体への影響
本レポートで指摘された脆弱性は、IT・ソフトウェア業界の企業や、WordPress、Drupal、Cisco、VMware、SAPなどの製品を利用するあらゆる組織に影響を及ぼす可能性があります。特に、既に悪用が確認されている脆弱性については、情報システム部門において緊急の対応が求められます。
対応すべきこと
- 自社で利用している製品がJPCERT/CCのWeekly Reportに記載されているか確認する。
- 該当する製品がある場合、開発元が提供する修正済みバージョンへの速やかな更新またはパッチ適用を行う。
- Cisco製品の一部のように、パッチ提供が将来予定されている場合は、代替の緩和策や監視体制を検討する。
- 情報システム部門を中心に、本情報を関係者へ共有し、対応状況を管理する。
対象部門: 経営者 情シス 広報
対応期限:速やかに確認
基本データ
| 企業・団体 | JPCERT/CC |
|---|---|
| 業界 | IT・ソフトウェア |
| 発表日 | 2026-07-23 |
| 分類 | サイバーセキュリティ |
発表された内容
JPCERT-WR-2026-0723
JPCERT/CC
2026-07-23
<<>>
■07/12(日)〜07/18(土) のセキュリティ関連情報
目 次
【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性
【2】Google Chromeに複数の脆弱性
【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性
【4】複数のSplunk製品に脆弱性
【5】複数のCisco製品に脆弱性
【6】Drupal coreに複数の脆弱性
【7】複数のZoom製品に脆弱性
【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性
【9】複数のFortinet製品に脆弱性
【10】複数のSAP製品に脆弱性
【11】Firefoxに複数の脆弱性
【12】複数のAdobe製品に脆弱性
【13】JPCERT/CCが2026年4月から6月分の「JPCERT/CC 四半期レポート」を公開
【14】複数のマイクロソフト製品に脆弱性
【15】JPCERT/CCが「APT-C-60による2026年の攻撃」を公開
※紹介するセキュリティ関連情報の選定基準は以下のページをご覧ください。
https://www.jpcert.or.jp/wr/
【1】WordPressにリモートコード実行につながる脆弱性
情報源

概要
WordPressには、認証なしでリモートコード実行につながる脆弱性(通称:wp2shell)があります。複数のセキュリティ企業が本脆弱性の悪用を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。複数のセキュリティ企業から侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書

【2】Google Chromeに複数の脆弱性
情報源

概要
Google Chromeには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【3】VMware Avi Load Balancerに複数の脆弱性
情報源
概要
VMware Avi Load Balancerには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【4】複数のSplunk製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSplunk製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【5】複数のCisco製品に脆弱性
情報源
概要
複数のCisco製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新、またはホットパッチを適用することで解決します。ただし、Cisco Identity Services EngineおよびCisco ISE Passive Identity Connectorは、2026年9月に正式パッチが提供される予定です。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【6】Drupal coreに複数の脆弱性
情報源
概要
Drupal coreには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【7】複数のZoom製品に脆弱性
情報源
概要
複数のZoom製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【8】SonicWallのSMA1000シリーズに複数の脆弱性
情報源
概要
SonicWallが提供するSMA1000シリーズには、複数の脆弱性があります。SonicWallによると、今回修正された脆弱性を悪用する攻撃を確認しているとのことです。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。SonicWallや他のセキュリティ企業から、侵害調査の参考となる情報が公表されています。開発者が提供する情報とあわせて関連文書もご確認ください。
関連文書


【9】複数のFortinet製品に脆弱性
情報源
概要
複数のFortinet製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書
【10】複数のSAP製品に脆弱性
情報源
概要
複数のSAP製品には、脆弱性があります。この問題は、当該製品を修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
【11】Firefoxに複数の脆弱性
情報源

概要
Firefoxには、複数の脆弱性があります。この問題は、当該製品を開発者が提供する修正済みのバージョンに更新することで解決します。詳細は、開発者が提供する情報を参照してください。
関連文書

【12】複数のAdobe製品に脆弱性
情報源
出典: www.jpcert.or.jp
URL: https://www.jpcert.or.jp/wr/2026/wr260723.html#6
時系列
- 2026-07-12 JPCERT/CC Weekly Reportの対象期間開始
- 2026-07-18 JPCERT/CC Weekly Reportの対象期間終了
- 2026-07-23 JPCERT/CC Weekly Reportが公開
- 2026-09-01 Cisco Identity Services EngineおよびCisco ISE Passive Identity Connectorの正式パッチ提供予定(月のみ指定)
この事例から確認すべきポイント
JPCERT/CCのWeekly Reportは、企業や組織が直面するサイバーセキュリティリスクを把握し、対策を講じる上で重要な情報源となる。本レポートでは、WordPress、Google Chrome、VMware、Splunk、Cisco、Drupal、Zoom、SonicWall、Fortinet、SAP、Firefox、Adobe、Microsoftといった広範な製品群における複数の脆弱性が指摘されており、これらが多くの企業で利用されていることを鑑みると、影響範囲は大きい。特にWordPressのリモートコード実行脆弱性やSonicWall製品の脆弱性については、既に悪用が確認されているとの報告があり、緊急性の高い対応が求められる。企業は、自社で利用している製品がリストに含まれていないかを確認し、速やかに開発元が提供する修正済みバージョンへの更新、またはパッチ適用を行う必要がある。また、Cisco製品の一部では正式パッチの提供が9月とされているため、それまでの間は代替の緩和策や監視体制の強化が検討されるべきである。定期的な情報収集と迅速な対応が、サイバー攻撃による被害を未然に防ぐ鍵となる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-23
関連事例
- Weekly Report: WordPress用プラグインReally Simple Securityに代替パスまたはチャネルを使用した認証回避の脆弱性
- baserCMS用プラグイン「BurgerEditor」における複数の脆弱性
- 注意喚起: Adobe AcrobatおよびReaderの脆弱性(APSB26-141)に関する注意喚起 (公開)
- Skullcandy製ワイヤレスイヤホン「Dime 3」における不適切な認証の脆弱性
- Weekly Report: 複数のElastic製品に脆弱性
自社のプレスリリースをPRazeに掲載しませんか?
無料でプレスリリースを掲載する