求人プラットフォームのアットビーラボがダッカで女性対象のジョブフェアを開催
この発表の要点
- アットビーラボはダッカで女性対象のジョブフェアを初開催し、52社と約6,000人が参加した。
- AIを活用した求職者と企業の高精度マッチングや、採用直結型の面接ブースが設置された。
- バングラデシュにおける女性の低いオンライン応募率や出産後の離職率といった社会課題への対応を目指している。
企業・自治体への影響
この発表は、バングラデシュを含む新興国市場で事業展開する日系企業や、多様な人材確保を目指す企業の人事・広報部門に影響を与えます。女性の社会進出を支援する取り組みは、企業のブランドイメージ向上やESG投資の観点からも重要です。
対応すべきこと
- バングラデシュでの事業展開を検討している企業は、現地の労働市場における女性の就業状況と課題を把握する。
- 多様な人材確保を目指す企業は、AIを活用したマッチングイベントの有効性を検討する。
- 女性の活躍推進や社会貢献活動に関心のある企業は、同様の取り組みを参考に自社のCSR戦略を検討する。
- 国際的な人材交流に関心のある企業は、JETROの高度外国人材プロモーション活動に注目する。
対象部門: 経営者 広報 人事
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | アットビーラボ |
|---|---|
| 業界 | 人材サービス |
| 発表日 | 2026-07-01 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年07月01日
バングラデシュで人材課題解決のための求人検索プラットフォームを提供する日系企業アットビーラボ(atB Lab)は6月19日、女性を対象にしたジョブフェアをダッカで初開催した。出展企業は52社(日系企業6社、外資系企業9社、バングラデシュ企業37社)で参加者は約6,000人(うち学生約1,800人、社会人約4,200人)となった。同フェアの特徴は、女性の活躍や人材の多様化を推進する企業が多く参加し、その場で採用に直結するよう特別な面接ブースを設置していた点だ。また、一部の大手企業や外資系企業が新卒採用にあたるマネジメント・トレーニング・オフィサー(MTO)の職種を募集し、大学生に採用の機会を提供していた。さらに、出展企業と求職者のマッチングにAIを活用し、出身大学や外資系企業での勤務・海外在住経験などを基準に用い、優秀な人材と認定された150人がアピールしやすい仕組みを整備していた。
会場には、日本食レストラン「匠」や着物販売のキモノバ、日系NGOのエクマットラが出張出展しており、飲食や物品購入ができるエリアや休憩スペースも設置された。ジェトロが設置した高度外国人材のプロモーションブースには500人以上が訪れ、日本での就業に関心を示していた。
アットビーラボの菅谷俊輝社長は、「バングラデシュのオンライン求人への女性の応募率は10%程度で、女性の約75%が出産を機に仕事を辞めてしまう。安全を理由に家族から就職を止められるケースや家族が面接に同伴することもあるなど、社会全体に女性の就業に対して保守的な考えが浸透している点が課題だ。女性の活躍を通じて社会に多様性が生まれ、経済発展につながることを願っている」と語った。
ジョブフェア開会式の様子(ジェトロ撮影)
ジョブフェア各ブースの様子(ジェトロ撮影)
(箕浦智崇、イスラット・ジャハン)
(バングラデシュ、日本)
ビジネス短信 fc1038b165c479d5
関連情報
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ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
求人プラットフォームのアットビーラボがダッカで女性対象のジョブフェアを開催
ジェトロ公式SNSアカウント
出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/fc1038b165c479d5.html
時系列
- 2026-06-19 アットビーラボがダッカで女性対象のジョブフェアを初開催
- 2026-07-01 ジェトロがジョブフェア開催に関するビジネス短信を公開
主な数値
| 出展企業数 | 52社 |
|---|---|
| 出展日系企業数 | 6社 |
| 出展外資系企業数 | 9社 |
| 出展バングラデシュ企業数 | 37社 |
| 参加者数 | 6000人 |
| 参加学生数 | 1800人 |
| 参加社会人数 | 4200人 |
| AIマッチングによる優秀人材認定数 | 150人 |
| ジェトロブース訪問者数 | 500人以上 |
| オンライン求人への女性応募率 | 10%程度 |
| 出産を機に退職する女性の割合 | 75% |
この事例から確認すべきポイント
このジョブフェアは、バングラデシュにおける女性の低い労働参加率や出産後の離職率といった社会課題に対し、企業が具体的な解決策を提示した事例です。AIを活用したマッチングや採用直結型の面接ブース設置は、効率的かつ実効性の高い人材確保手法として注目されます。国際的な事業展開を行う企業にとって、現地の文化や社会構造を理解し、女性のエンパワーメントを支援する取り組みは、企業の社会的責任(CSR)を果たすだけでなく、多様な人材の獲得と経済発展に貢献する重要な戦略となり得ます。ジェトロの関与は、日本企業が海外で高度外国人材を確保する上での連携可能性も示唆しています。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-01
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