米中間選挙の投票予想で民主党と共和党の支持率の差が縮まる、世論調査
この発表の要点
- 米中間選挙の投票予想で民主党と共和党の支持率の差が縮小した。
- 連邦議会の民主党と共和党に対する純好感度が改善傾向にある。
- 民主党支持者のうち32%が民主社会主義的リーダーを好むと回答した。
企業・自治体への影響
この世論調査結果は、米国の政治・経済動向に関心を持つ企業や投資家にとって、将来の政策や市場環境を予測する上で重要な情報となる。特に、米国市場に進出している企業や、米国の政策変更が事業に影響を与える可能性のある企業は、これらの動向を注視する必要がある。
対応すべきこと
- 米国市場の動向を分析する部門は、本調査結果を参考に政治リスク評価を更新する。
- 関連する部門へ本発表の内容を共有し、今後の事業戦略への影響を検討する。
- 公式出典(エコノミスト、ユーガブ、ピュー・リサーチ・センター)で詳細な調査結果を確認する。
- 米国の政治・経済に関する継続的な情報収集体制を強化する。
対象部門: 経営者 広報 経理
対応期限:要確認
基本データ
| 企業・団体 | 日本貿易振興機構(ジェトロ) |
|---|---|
| 発表日 | 2026-07-01 |
| 分類 | 経済・産業トレンド |
発表された内容
2026年07月01日
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは6月30日、中間選挙などに関する世論調査結果(注1)を発表した。11月の中間選挙の投票を想定した問いでは、民主党候補の支持率は37%と共和党候補(35%)を2ポイント上回った。民主党候補が6ポイント上回っていた5月下旬調査時(民主党候補39%、共和党候補33%)から差が縮まった。民主党候補に投票すると回答した民主党支持者は、5月下旬は95%だったが、今回87%に低下した。
連邦議会の民主党と共和党に対する評価は改善しており、民主党に対する純好感度(好意的に見ている人の割合と否定的に見ている人の割合の差)は1月のマイナス33からマイナス17に上昇し、共和党に対する純好感度はマイナス24からマイナス18に上昇した。連邦議会における両党への否定的な見方はほぼ同水準となった。
ドナルド・トランプ大統領の純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス20ポイント(支持率38%、不支持率58%)と前週のマイナス22ポイントからわずかに改善した。
民主社会主義的リーダーを好む民主党支持者は32%
6月のワシントンD.C.市長選挙の民主党予備選で、民主社会主義者とみなされる候補者が勝利し注目されたが、全米的には民主社会主義者が好まれる傾向は強くないという。
米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターが6月30日に発表した調査結果(注2)によれば、民主党支持者で民主社会主義的リーダーを好む割合は32%で、56%は好きでも嫌いでもないという結果だった。好まないは11%。民主党支持者のうちリベラル派は過半(52%)が好むと回答した。
人種別では、白人(40%)、アジア系(30%)が好むとする割合は、黒人(21%)、ヒスパニック(20%)に比べて高かった。年代別では、好むとする割合は、18~29歳(39%)、30~49歳(35%)が比較的高かった。大卒者は41%と非大卒者(26%)より高かった。
(注1)実施時期は2026年6月26~29日。対象者は全米の成人1,606人。
(注2)実施時期は2026年1月20~26日。対象者は全米の成人8,512人。
(松岡智恵子)
(米国)
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米中間選挙の投票予想で民主党と共和党の支持率の差が縮まる、世論調査
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出典: www.jetro.go.jp
URL: https://www.jetro.go.jp/biznews/2026/07/111cc1ec6d779fa1.html
時系列
- 2026-01-20 ピュー・リサーチ・センター調査実施開始
- 2026-06-26 エコノミストとユーガブによる中間選挙投票予想調査実施開始
- 2026-06-30 エコノミスト/ユーガブおよびピュー・リサーチ・センターが調査結果を発表
主な数値
| 中間選挙 民主党候補支持率(今回) | 37% |
|---|---|
| 中間選挙 共和党候補支持率(今回) | 35% |
| 中間選挙 民主党候補支持率(5月下旬) | 39% |
| 中間選挙 共和党候補支持率(5月下旬) | 33% |
| 民主党支持者の民主党候補投票意向(今回) | 87% |
| 民主党支持者の民主党候補投票意向(5月下旬) | 95% |
| 民主党に対する純好感度(今回) | -17ポイント |
| 民主党に対する純好感度(1月) | -33ポイント |
| 共和党に対する純好感度(今回) | -18ポイント |
| 共和党に対する純好感度(1月) | -24ポイント |
| トランプ大統領の純支持率(今回) | -20ポイント |
| トランプ大統領の純支持率(前週) | -22ポイント |
| 民主党支持者の民主社会主義的リーダー好意度 | 32% |
| ピュー・リサーチ・センター調査対象者数 | 8512人 |
| エコノミスト/ユーガブ調査対象者数 | 1606人 |
この事例から確認すべきポイント
この世論調査結果は、米国の政治・経済動向に関心を持つ企業や投資家にとって、将来の政策や市場環境を予測する上で重要な情報となる。特に、米国市場に進出している企業や、米国の政策変更が事業に影響を与える可能性のある企業は、これらの動向を注視する必要がある。広報担当者は、世論調査結果が示す国民感情の変化を注視し、自社のコミュニケーション戦略やリスク評価に反映させる必要がある。特に、特定の政治的傾向が支持層に与える影響は、市場動向や規制環境の変化につながる可能性があるため、継続的な情報収集が求められる。
公式出典
更新履歴
公開日: 2026-07-01
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